奈良県在住の33歳専業主婦(N)様から新築分譲マンションを購入した体験談の紹介です。
家族は子供が2人、私と主人の合計4人です。
私たち夫婦は8年前、新築分譲マンションを購入しました。
とってもキレイなマンションで、8年経った今でも外観や暮らしやすさは大満足です!
ただ、いざ生活してみると「もう少し色んなことを想定して買えば良かった・・・」と思うことも多々あります。
家探しの最初の壁!「マンションか戸建てか」問題
結婚当初は、主人が1人暮らしをしていたハイツで生活する予定だったのですが「いつか家を買うならローンは早めに組んだほうがイイ!」という私の母の勧めで、本当に急きょ家を購入することに。
主人の職場も私の実家も全て奈良だったので、もちろん奈良での家探し。
さらに「実家から近いところに住みたい!」という私の強い希望により、実家周辺に的を絞ってお家探しスタートです!
その時、まずぶち当たった壁は「マンションか戸建てか」問題。
これは永遠のテーマです。
最後まで悩んだ物件は、新築建て売り住宅と、新築分譲マンション。一軒家にも憧れるし、でもマンションの快適さも譲れない。
これには相当悩みました。
あなたにベストな家はこうやって絞り込む!
そこで!私の性格や譲れない条件を紙に書きだしてみました。
- ご近所づきあいが苦手→マンションは管理組合にほぼお任せ
- ゴミは自由な時間に出したい→マンションのゴミ庫システムは楽チン!
- 用心深く怖がり→セキュリティー対策は、マンションが圧勝!
- 極端に寒がり→マンションは気密性があってぬくぬく
こうして見ると、いかに私がズボらか伝わりますよね。笑
でもこれからの人生、何十年も生活をする拠点。どんな細かい性格やこだわりでも、しっかり洗いだして向き合うことってすごく重要です。
ということで、うちは「マンションに決定!」となりました。
さらに新築マンションは食洗器、床暖房、浴室乾燥などほぼ全てが標準装備。
設備面でもやはりマンションは最強です。
“実家近くの新築分譲マンション”という条件だと1つしかなかったので、特に何も考えずあっさりと決定。
間取りは3LDKです。一見順調に見えた「我が家のマンション購入ストーリー」。
しかし問題はその後でした。
意外な落とし穴!?家族構成が変わったとき
マンションを購入し、夫婦そろって思い描いていた通りの快適な生活がスタート。
その数年後に、子供が産まれました。
そうです。直面した問題は「子育て環境」です。
夫婦の住みやすさ・快適さを求めるばかりで、肝心な“子供が産まれてからのこと”を全く視野に入れていなかったのです。
まず公園問題。大抵マンションには公園がついているのに、うちのマンションには公園が無いのです。
新婚当初は公園の有無なんて考えたこともなかったのですが、子供が産まれた今は死活問題。とにかく遊ぶ場所がない!
毎日遠い公園まで行くハメに・・・。
次に駐車場問題。
マンションの駐車場は、部屋を出てエントランスまで行って・・・と、距離がありますよね。
戸建てみたいに「玄関出てすぐ車!」という訳にもいかず。
雨の日に荷物や子供を抱えていると、たちまち両手が塞がって傘がさせない!立体駐車場となると、危険度も増してさらに大変です。
最後の盲点、それは「学校区」。
家を買うときに担当の方が「ここは学区の境目ですが、新築マンションなので、校区もおそらく好きな小学校を選べますよ~」なんて言っていたので、それを鵜呑みにしてしまったのです。
しかし実際には校区の選択はできず、行きたかった小学校には行けませんでした。
きちんと確認をしなかった私が一番悪いと反省。
家探しのポイントは夫婦の形よりも“これからの形”!
マンションはとっても快適です。
ただ私の失敗を踏まえて、新婚さんにぜひ伝えておきたいことがあります。
公園や校区の確認はOKですか?
駐車場は平面?
立体?
どれも子供が産まれたらたちまち直面する問題です。
家族を築きあげていく「マイホーム」。
おしゃれなデザインや快適性など今の夫婦の理想も大切ですが、それ以上に“子育ての原点”ということもしっかり視野に入れて選んでほしいと思います。
今も、これからの未来も、あなたや家族が幸せに暮らし続けられるようなお家を是非見つけてほしい!と思います。