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リフォームで失敗と後悔しないための3つの体験事例

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新築市場が優勢の日本でも、最近はリフォーム市場が確立され、リフォーム専門の会社も多く見受けられるようになりました。

 

今回はその中でもリタイア世代にフォーカスして、「リフォームで快適な生活を手に入れる3つの方法」について、体験談を交えて紹介したいと思います。

 

数年前に実家のリフォームを経験したのですが、その時に感じた事等を盛り込んでいます。

 

この3つを実践すれば、老後も今まで以上に元気に快適に生活できます。

 

 

高齢のリフォームは失敗のもと!70歳までのリフォームのススメ

 

これからリフォームをすると言うと、つい相場が気になったりリフォームローンが組めるのかなどの金銭的な問題を優先しがちです。

 

また、年齢も重要なポイントになってきます。

 

高齢になってから、住環境を全て新しくしてしまうと、新しい設備がかえって不便に感じる事が多いのです。

 

使い慣れているからこそ、ストレスを感じることなく快適に過ごせるのです。

 

マイホームは、本来落ち着ける場所でなくてはなりません。

 

ここでは70歳と言う年齢を一つの基準にしていますが、もっと早い方が良い方もいるかもしれません。

 

機械などの操作の飲み込みが得意な方や早い方は、それほど心配する必要はありません。

 

しかし、機械はさっぱりと言う方は、リフォームを機に一気に老けこんでしまうことも考えられます。

 

リフォームをしたはいいけど、「認知症になってしまった」と言うことはけっこうある話。

 

リフォームのタイミングを見極める必要があります。

 

 

高齢者になったら、環境の変化は実は少ない方がいいと言うことを頭に入れておきましょう。

 

私が実家のリフォームを経験した際、80歳を過ぎた祖母も同居していたのですが「朝起きたら他人の家にお邪魔していたので家に帰らなくてはいけない」と言いだしたのです。

 

その日から、毎日徘徊の日々が始まりました。

 

若い世代にとっては何もかも新しくすることは、気分も新たにスタートできて良かったのです。

 

しかし祖母にとっては、「ストレスになってしまった」こと、認知症に対しての知識が少なかった事を今でも反省しています。

 

仮に家族の誰かが70歳を超えてリフォームをする場合、馴染みの家具や本人に思い入れのあるアイテムは敢えて残して安心感のあるリフォームができるようにすると、認知症のリスクは減らせるので試してみてください。

 

 

「補助金や減税制度」を活用!事前に調べてお得にリフォーム

 

「バリアフリー改修減税」や、「省エネ改修工事に伴う減税措置」が受けられる制度が、近年とても充実してきています。

 

ネット世代でない親世代では、意外と知らないままリフォームを行うケースもあります。

 

リフォームを行った後に、初めて存在を知ったと言うことにならないように、事前に調べておきたい内容です。

 

国、都道府県、各自治体ごとに、それぞれ補助金の内容や金額は微妙に違っています。

 

自分の家がどれに当てはまるかを確かめてリフォームすると、とってもお得に快適な家を手にすることが出来ます。

 

実家の場合、窓ガラスをペアガラスにすると補助金が出てました。

 

さらに太陽光発電の補助も充実している時期だったので、オール電化にして今では売電価格で老後の生活費の足しにしているようです。

 

補助金や減税制度は、自分たちがリフォームするタイミングで充実しているといいのですが、何年も継続している補助金制度もあれば、直ぐに補助金制度がなくなってしまう単発的なものもあります。

 

一番良い方法は、使用に耐えかねもう限界に近い設備があれば、補助金を活用してお得にリフォームをすることです。

 

住宅リフォームをお得にするには、突発的にやるのではなく、計画的に補助金や減税に関して、入念に下調べし準備する必要があります。

 

 

完成後のイメージが大事!入念な計画と準備が必要

 

実家をリフォームして数年が経ちますが、失敗したなと思う点が2箇所あります。

 

玄関に段差

家の設備や間取りは、申し分なくできバリアフリーが実現できたものの、玄関には段差が残ってしまっています。

 

そして外構に関しては、手つかずのままスロープではなく、階段のままなので先が思いやられる結果となってしまいました。

 

リフォーム会社にお願いすると、どうしても木を見て森を見ないと言う状態になってしまいがちです。

 

当然と言えば当然です。

 

家のリフォームのプロにお願いしたのですから、外構工事までは専門外ですよね。

 

我が家のような失敗になってしまうのも無理ありません。

 

ただ家の改修工事と言うものは、頻繁に行うものではないからこそ、長期的な視野を持って多角的な判断をする必要があると思います。

 

 

親だけでリフォームを進めない、契約しない

 

リフォームをする本人達は、意外とリフォームをしなければいけない箇所を見落としがちです。

 

介護が必要になって、改めて改修が必要になることも少なくないのが現状です。

 

介護認定を受けた場合には、手すり等の設置に補助が出る場合がほとんどなので、「リフォームしたけど手すりつけ忘れたなぁ」という方は、補助金を是非活用してみてください。

 

また最近増えているリフォーム詐欺の被害にも気を付けなければいけません。

 

本来必要のない架空の改修工事をして、多額の費用を請求されたり、業者さんの言葉を鵜呑みに信じたばかりに、見積もりをよく確認しないで着工することもあります。

 

完成後に必要以上の請求をされるなど、被害が相次いでいるようです。

 

子供の世代が出来る対策として、離れて住んでいても日頃から大きなお金が動く事が想定される場合は、こちら側が配慮して会話をしていく必要があると思います。

 

「詐欺に遭ったことすら気づいていない」と言うパターンもあります。

 

悪質な詐欺、施工不良の工事など、リフォームで嫌な思いをすることも少なからずあります。

 

消費者生活センターでのリフォーム工事の相談も多いです。

 

リフォーム工事で失敗しないためには、多額の費用も掛かることも多いものですから、日頃からの家族同士のコミュニケーションが大切になってきます。

 

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