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住宅のプロ!2級建築士夫婦のマイホーム購入計画!専門家の家探しでも山あり谷あり

更新日:

 

関西圏在住の30代会社員(建築関係)様(N)様から、夫婦共に2級建築士免許を所有している、専門家の注文住宅のマイホーム購入体験談の紹介です。

 

家族は、専業主婦の妻と幼稚園の長女(年長)と長男(年少)の4人家族です。

 

マイホーム購入の概要

 

土地と建物わせて4000万円(土地1500万円、建物2500万円)

 

頭金は200万円程

 

地元の地銀 変動金利0.875%の35年住宅ローン

 

月々9万円のボーナス11万円

 

念願のマイホーム新築は2年前

 

新築当時は長女が年少さんで、長男は未就園児でした。

 

仕事柄平日が休みで、新築の打合せがとても大変だったのを思い出します。

 

長女を幼稚園に送り出してから降園までの間に、1歳児を連れて打合せに行っていました。

 

打合せは1歳児には退屈な時間で、落ち着いて打合せが全然できません。

 

泣いて泣いて大変でした。

 

可能であれば、1歳児は打合せには連れて行かず、実家に預けるか、打合せにおばあちゃんも同席してもらうかすれば良かったと思いました。

 

 

探し始めたきっかけは、ある出来事から加速度的に

 

当時は、独身時代に買った中古の分譲マンションに住んでいました。

 

そのマンションは4LDKで、独身時代に買ったマンションにしては十分に広く、家族が増えても対応できる広さでした。

 

しかし、ある出来事が起きるのです。

 

長男が生まれてしばらくしてからの事でした。

 

その出来事とは、マンションの管理組合と揉めることになってしまった事です。

 

築年数の古いマンションで戸数も多くありません。

 

住民の大半が高齢者でした。

 

私が管理組合の役をしている時の会合で、ある議題が上がったのです。

 

「マンションごと自治会から抜ける」という議題です。

 

高齢者の方達の主張で、自治会の役が回ってきたら大変でしんどい。

それがマンションごと自治会から抜ける理由でした。

 

マンションには、私達のような若い年代の子育て世代も少なからずいるのです。

 

自治会に属さないなんて、不安ですし当然反対しました。

 

個別で自治会から抜ける案を出したり抵抗しましたが、結局のところ多数決の論理で半ば強引に決まりました。

 

先だって支払っていた自治会費も返ってきたのです。

 

詳細は割愛しますが、そこからもご近所の人間関係、ゴミ出し問題、高齢者主体の管理組織などの不満など、色々ありマンションを出たいという思いが強まったのです。

 

 

この出来事がなければ、本当は「長女が小学校に上がるまでには」、との考えでしたが、「少しでも早く」転居したい気持ちに変わりました。

 

 

建築に携わる者としての家探しの優先順位

 

そうして始まった家探しですが、簡単にはマイホームは見つかる訳でもなく、難航することになります。

 

今住んでいるエリアを離れず、その最寄駅から徒歩圏の物件を最初の条件にしました。

 

立地は、両家の実家の中間付近の位置と、結婚前から住んでいて、慣れ親しんでいる場所を選定しました。

 

建物の価値は築年数に応じて下がっていきますが、土地はそうではありません。

 

土地は駅近など、条件の良い土地を探したいと思っていました。

 

建物の価値は築年数に応じて下がると分かっていても、家は注文住宅を新築したいと考えていました。

 

夫婦とも新築への憧れが強かったのです。

 

なぜなら、私は建築関係の仕事をしており、夫婦共に建築士の資格を持っているのです。

 

2級ですが。

 

この事は後にケンカにつながります。

 

その話はまた後でしますね。

 

 

それにしてもそう簡単に良い物は見つかりません。

 

注文住宅を建てるために土地を探す場合のアドバイスです。

 

土地を探す上では、方位の優先順位は低くても大丈夫です。

 

日当たりなどの土地の弱点は建築計画でカバーできる事が多いです。

 

もちろん南向きの土地は北向きの土地より高いですし、維持費も南向きの土地は北向きの土地より固定資産税が高いのです。

 

 

難航していた家探しについに動きが

 

難航した家探しには、やはり妥協がつきものですね。

 

考えていた予算に合う注文住宅が建てられそうな土地がなかなか見つからないのです。

 

良さそうな土地が見つかっても、注文住宅を建築するには予算オーバーでした。

 

候補の建築会社は2つありましたが、そのどちらも予算的に難しそうです。

 

そして、優先順位を妻と再び話し合い、土地の条件はそのままで、中古住宅にこだわりのリフォームをする方向で、再度探し始める事にしました。

 

リフォーム業者の選定については、希望に合う様な良さそうな業者さんが、意外とすぐに見つけることができました。

 

近所に以前から気なっていた設計事務所さんがあったのです。

 

気になっていたので、ツイッターでフォローしたりツイートの様子を見ていました。

 

お店へ伺うと、私達のイメージにあう提案をしていただけそうでしたので、そちらにリフォームをお願いしようと考えました。

 

いくつか建築実例も見せていただきましたので、安心してリフォームを任せられそうです。

 

そしてついに不動産業者さんにいくつもいくつも案内をしていただいて、やっと「これだ!」と思える物件に出会います。本当に長かった!

 

その物件は、最寄駅から徒歩約10分、北東角地、道路向かいに公園という好立地でした。

 

築年数は古く、30年近く経っていましたが、価格は1000万円代と安く、間取りも増築なしの水廻りの移動もなくリフォームが出来そうでした。

 

これならで耐震補強をして、安心出来る家づくりが出来ると感じました。

 

しかし少し迷い、リフォームの設計事務所さんにも相談をして、それから「買付」を入れました。

 

不動産業者さんを通じて、売主さんに購入の意思表示をするのです。

 

同時に住宅ローンの審査もしました。

 

しかし、残念ながら不動産業者さんから悲報が届いたのです。

 

 

なんともう一組購入希望者の方がいて、タッチの差での購入されてしまい、私達はその物件を購入する事ができませんでした。

 

意気消沈し、また探し始めるまでしばらく時間がかかりました。

 

 

そこでアドバイスです。

 

不動産は同じものは2つとありません。

 

良いと思う物件は、他の方も良いと思うのです。

 

最後はタッチの差でした。時間との勝負です。

 

いつでも動けるエンジン全開でスタートを切れるようアイドリング状態で、物件を見に行く事をおすすめします。

 

 

重要なのは両家を巻き込んだ予算計画と運と縁

 

長女の幼稚園の入園が迫ってきました。

 

家探しが進まない中、幼稚園の送り迎えに車が必要で、軽自動車を買う事になりました。

 

良い家も見つからないし、軽自動車を買う事を理由に、しばらく家探しは中断かな、と考えながら、軽自動車を買いました。

 

軽自動車を買ったその直後、停滞していた家探しが急に動き始めたのです!

 

入園の兼ね合いで、両家に出入りする中で、資金の援助が出たこと。

 

注文住宅用地を探していた時に、一度は予算で諦めた土地が、価格が下がっていて、しかもまだ売れていなかったこと。

 

つまり予算が上がって土地取得費が下がる事で、注文住宅を建てられる夢が叶いそうだということです!

 

私達家族は、エンジン全開ですぐにマイホーム購入計画へ再始動しました!

 

その後なんと、長女の入園直前の3月にすべて決まってしまったのです。

 

土地も家もローンもすべて。

 

もっと早く両家と住宅の援助について話しておくべきでした。

 

というアドバイスでは、ありません(笑)

 

なぜなら、今までの経緯(マンションを早く出たい理由、注文住宅用地がなかなか見つからなかった、中古住宅の買付をしたがタッチの差で買えなかった)をきちんと話したことで、援助がないはずだったのに出してくれることになったのです。

 

さらに、購入した土地は行政の所有地で入札でしたが、幸運なことに私達以外の入札者がいなかったのです。

 

援助が出たタイミング、価格が下がったのにまだ売れていなかった土地、入札に他の入札者がいなかった事、それらがすべて絡み合って、予算と運と縁があり購入できました。

 

 

間取りを決める時は、とりあえずケンカばかり(汗)

 

土地が決まりそうな時、同時並行で建築会社を検討しました。

 

間取りは夫婦二人で考えました。

 

実は、私の職場と関係の深い建築会社と、妻の元職場と関係の深い建築会社の2択だったのです。

 

妻の元職場の関係は、天然素材の健康住宅をメインにしている工務店でした。

 

地元産の木材で構造を造り、無垢のフローリングや珪藻土の塗り壁の内装です。

 

展示場を見に行きましたが、私も非常に気に入りました。

 

 

私の職場の関係は、某ハウスメーカーです。

 

妻は良くも悪くもないといった印象の様です。

 

私は保証やメンテナンスを気に入っていました。

 

これから長い間住む家なので、やはり気になるのです。

 

価格面では、検討している建築業者さんの見積もりもそこまで大きな差はなく、約200万円弱の価格差でした。

 

某ハウスメーカーの方が高くはありましたが、工務店も素材にこだわりがある分、工務店としては高いと感じました。

 

最終的には折衷案として、某ハウスメーカーで無垢のフローリングと珪藻土の塗り壁の内装で決めました。

 

私の考えた間取りは、一部採用ではありましたが、妻から却下されました。

 

途中、夫婦ケンカも沢山あり家造りは容易ではありません。

 

二人共建築士の資格を持っているので、自分に自信があるのです。

 

双方ともに自分の主張を、なかなか譲りません。

 

妻を説得しようと、メリット・デメリットを説明するのですが、最後は自分の好みに辿りつくこともあり話が平行線をたどります。

 

ここでアドバイスです。

 

内装や間取りは、妻の意見を尊重するに限ります。

 

実際完成してから私は、休日以外は夜しか家にいないのです。

 

しかも寝ている時間がほとんどで、家を味わう時間は少ないですよね。

 

それなら、満足している妻の顔を見て、子供達を見て、良い家ができたと満足するのが正解だと思います。

 

妻の間取りは、アイランドキッチンで、キッチンはリビングに対面しています。

 

ダイニングはキッチンの横にあり、ダイニングテーブルはキッチン続きに置きます。

 

そのダイニング隣接で家事室兼室内物干し場が2帖半あります。

 

図面がないと伝わりにくいかも知れませんが、私も概ね納得の間取りでした。一部を除いては。。

 

 

それは、LDKから水廻りや階段に行く途中に扉を付けなかった事です。

 

エアコンの効きを考えると、やはり付けたかったですね。

 

私は天井高さを高くしたり、間接照明を付けたり、一部分をアクセントでタイルや木を貼ったり、空間の変化を好みました。

 

しかし、妻はシンプルな空間が好きで、全て却下されました(笑)

 

 

 マンションの残債と注文住宅のローン問題はどうする?

 

マンションは貸す事も考えていましたが、今回のきっかけでもお話した通り、管理組合とのいざこざがありましたので、売却する事にしました。

 

マンションの売却は、中古住宅を探していた時の不動産業者さんにお願いしました。

 

マンションには残債がありました。

 

住宅ローンがまだ残っているということです。

 

土地購入や新築するために住宅ローンを組むには、マンションの残債を完済しておかないといけません。

 

いったん現金で完済して、土地購入、新築とは切り離してゆっくりマンションの売却をする事にしました。

 

そして、新しい住宅ローンは土地と建物わせて4000万円でした。

 

銀行は不動産業者さんに斡旋してもらいました。

 

土地1500万円、建物2500万円です。

 

頭金は200万円程です。

 

地元の地銀で、変動金利0.875%の35年住宅ローンです。

 

月々9万円のボーナス11万円です。

 

ここで、マンションの残債についてアドバイスです。

 

マンションの残債を現金で完済しなくて、マンションの売却資金があれば、残債を完済できます、という条件でも話を進められる場合もあります。

 

業者さんに相談してくださいね。

 

 

間取りや設備・インテリア決めで、夢がふくらむ楽しい打ち合わせ!

 

間取りやインテリアの打合せはすごく楽しかったですね。

 

わがままを言って通常より大きなサンプルを用意してもらったり、水廻りのショールームに一緒に行ってもらったり、お昼ごはんを用意してもらったりしました。

 

街を歩くときの目線が、打合せの度に変わります。

 

外壁の打合せをしたら、外壁ばっかり気にして歩いたりします。

 

屋根だったり、照明だったり、ポストだったり、そのタイミングで目線が変わります。

 

ほんとに楽しかったです!

 

アドバイスは、こうしたい!コレを付けたい!とはっきり言わないことです。

 

イメージを伝えて、提案をしてもらうのが良いと思います。

 

プロの引出の数を侮ってはいけません。

 

自分では思いつかなかった案がどんどん出てきます。

 

 

建築工事スタート

 

地鎮祭をして、いよいよ工事が始まりました。

 

現場にはかなり通いました。迷惑かと思うくらいです。

 

暑い時期でしたので、飲み物の差し入れを持っていったりしました。

 

色んな職人さんと話をしましたが、皆さん良い人ばかりでした。

 

実は、珪藻土を塗る工事の時に左官屋さんにお願いして、一部の壁を私達家族で塗らせてもらいました。

 

「ものすごく汚い仕上がりになりました!」(笑)

 

それも今となっては良い思い出ですね。

 

やっぱりプロの作業は素早く丁寧で綺麗!

 

出来具合はすごい・素晴らしいの一言です!

 

アドバイスとしましては、現場には足しげく通いましょう。

 

職人さんと仲良くなると、ちょっとした加工ならサービスでしてくれました。

 

ちょっとした加工とは、階段下の収納を計画より奥行深く、限界ギリギリまで広げて貰いました。

 

もちろん一番奥は40cm位しか高さがありませんが。

 

階段下収納は、もともと玄関のコート掛けとしての計画でしたが、奥行が深くなったので、コート掛けの奥行に可動棚を付けて貰いました。

 

その可動棚には背板がないので、L型の棚に加工して貰う事が出来ました。

 

可動棚代は支払いましたが、奥行深くしてもらったり、L型の棚に加工してもらったのは、サービスでやって頂いたので満足しています。

 

 

【まとめ】やはり噂通り3回建てないと満足する家はできないのか!?

 

まとめると次の通りです。

 

希望の最寄駅の徒歩7分に北向きの54坪の土地を買い、某ハウスメーカーの注文住宅で新築しました。

 

間取りは夫婦で考えたものです。

 

主に妻ですが。

 

マンションの残債を現金で返済し、新しい住宅ローンで土地を購入します。

 

同時にマンションを売却するため、販売活動をし、その間に家の打合せをします。

 

長女が幼稚園にいっている間に、長男を連れて打合せをしました。

 

そして工事が始まり、建物が完成し、めでたく入居しました。

 

それが2年前の話です。

 

 

すべて満足かといえばそうではないです。

 

建築士夫婦をもってしてもです。

 

しかし、建築で足りないものを家具で補ったり、DIYで室内物干しをつけたり、濡れ縁を作ったりして、2年前より快適になって、満足度も上がっています。

 

家具を選ぶのも楽しいですし、DIYも楽しいですよ。

 

つまり満足とは、考え方・とらえ方次第だと思います。

 

これで完成だと考えると、「もっとこうであれば」という思いが出るのです。

 

まだまだ未完成な(これからもより快適に変化させる)自慢の我が家です!

 

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