神奈川県在住の30代会社員(K様)から、不動産会社が紹介する住宅ローンの諸費用で失敗しそうになった体験談を紹介します。
家族構成は共働きの妻と中学生の娘が一人となっています。
不動産会社が紹介する住宅ローンの諸費用には充分気をつけましょう。
マイホーム購入と住宅ローン利用の経緯
元々は賃貸アパートを長年住んでいたのですが、娘が常々「ここは私のおうちなの?自分のおうちがいい」と話し始めました。
毎月家賃を払うなら、家賃と同額くらいの住宅ローンを返済し、マイホームを購入する方が良いと常々考えていた事もあります。
また住宅を購入すれば様々な特典もあります。
住宅ローン控除により、所得税・住民税負担が抑えられ、自分の財産として自宅を持つことも出来ます。
将来的に売却することも検討し、一大奮起でマイホーム購入を決意しました!
収入面や娘の学区などの関係から、妻の実家付近で販売されていた中古マンションを購入する事になりました。
マンションは中古といえども大きな金額です。
日々の生活費の支払いや税額控除による税負担軽減のメリットから、住宅ローンを利用する事は必然的になりました。
中古マンションと住宅ローンの条件
間取りは分譲マンションで一番多く供給されている3LDKで、年頃の娘に一部屋、趣味の読書が出来る書斎、寝室の3部屋の構成です。
マンションの位置は、学区は娘が通っている中学校区域内になりますので、大きな条件の一つでもあります。
住宅ローンの返済は、月の返済額と管理費月額の合計が、以前住んでいた賃貸アパートの家賃とほぼ同額(10万円前後)となります。
家賃と住宅ローンの負担が変わらないよう、フラット35で年利は1%以内、マンション購入費用は諸費用含めて2500万円以内で探していました。
また返済期間は、返済期間35年の「フラット35」です。
最終返済まで年齢的には70代となってしまうのが少し恐ろしいです(汗)
そこまで働けるのか、、、、、というはなしです。
また解決策の一つとして、子供が独立した後や年金受給世代の60歳から65歳までに売却できればとも考えています。
また終の棲家を探すことになりますが、それが私達家族のライフスタイル・人生計画になります。
今さら聞けない住宅ローンの基礎知識!マイホーム購入に伴う銀行の融資
金融機関を見つけるまで 金融機関比較を含めて
娘の学区と実家近辺という条件を元に物件探しがスタートし、ほどなくして諸条件に見合う中古マンションにも出会へました。
不動産業者さんの「仲介手数料負担なし」ということもあり大助かりです。
住宅ローンをどこで組むのが良いのか?今までに融資を得て住宅ローンを組んだ経験がありませんので、戸惑うばかりです。
住宅ローンに関する知識も乏しく、「フラット35・変動・固定?」「何が良いのか分からない」ところがありますので、そこは売買を依頼している不動産会社さんのほうへ金融機関の紹介をして頂く手順となりました。
ただ、売り主さんの事情で不動産屋さんに連絡した月の月末までに住宅ローンを決め残金決済をしないといけない、というスピードが求められる条件でした。
不動産屋さんに連絡をしたのは、月の中旬でしたので約2週間以内に住宅ローンを決めなければならない、スケジュール的に余裕はありません。
後日、不動産会社から融資先の銀行が見つかったとの連絡があり、不動産屋さんへ向かったところ、銀行職員の方も同席しその場で住宅ローン条件の説明を受けました。
条件は、残念ながらあまり良くない厳しい状況を提示されたのです。
なんと、年利が1%を超え
また初年度保証料がおよそ30万円!
さらに毎年保証更新として7万円が別途掛かる!
というものでした。(汗)駄目だこりゃ、、、、
不動産屋さんと銀行職員に説明を求めると、私の年収を考えると、この条件しか提案出来ないとのことでした。
今すぐ住宅ローン申込書を書いてほしい、とのことでしたが、自分でも探すので保留ということでその場は帰宅しました。
当時の勤務先の業種から、他の金融機関とも付き合いがあります。
そこで、職場の上司に相談し、取引先金融機関に声をかけてもらいました。
不動産屋さんから紹介して頂いた、金融機関の住宅ローン条件を相見積もりし、審査依頼のお願いしました。
すると、なんと翌日に金融機関から連絡が来たのです。
素早いスピード審査に驚きです!
しかも「審査が通った!」との連絡があり、条件は「年利変動0.675%、保証料なし」となりました。
もちろん、銀行は当方指定とし、不動産屋さんや売り主さんに了承を得ました。
住宅ローンの指定銀行をこちらの都合で指定しても、仲介手数料が負担ありになったりなど、特に不利になることはありませんでした。
中古マンションの購入状況
築30年中古マンション
間取り 3LDK
広さ 67㎡
物件代金諸経費あわせて2500万円
頭金50万円
地元信用金庫 35年ローン 変動0.675% 月々6万円返済
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約500万円の節約に成功!住宅ローンは妥協したら駄目
これから、30年近く返済をしないといけないというプレッシャーはあります。
しかし、毎月家賃とほぼ同額の金額で部屋も広くなり、住宅ローン控除により税金負担も10年間は軽減されます。
何より可愛い一人娘が「もう、ここが私のお家なんだよね!!」と言って喜んでくれていることが、何よりも代えがたいプライスレスになります!
不動産屋さんが提示した住宅ローンの条件に少しでも疑問に思うことがあれば、自分でも金融機関を探して交渉することをお勧めいたします。
住宅ローンの金融機関を変更に成功したおかげで、
初年度保証料約30万円!なし
毎年保証更新として約7万円!なし
金利差で1%台から変動0.675%(35年ローン)
合計約500万円くらい節約に成功する事ができました。
私たち家族とって住宅ローンの負担は大きいものです。
しかも返済終了が70代ですから、金銭的負担ばかりでなく精神的負担ははかり知れません。
何十年も返済していくこととなるので、是非納得いくかたちで融資を受けるべきだとおもいます!
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