普段の暮らしの中で「ここはこうしたい」と理想の暮らしを誰しも思い描くものです。
私もその内の一人です。
マイホームを建てて理想の暮らしを手に入れたかと思ったのですが、意外な所に落とし穴があり後悔している部分も…。
そんな私が、「マイホームで失敗したな」と思うことをご紹介していきます。
実際は便利ではない!?TOTOのビルトインタイプの自動水栓とは
我が家ではTOTOの130,000円ほどのビルトインタイプの自動水栓を設置しました。
設置費を含めると150,000円ほどしたと思います。
「手をかざすだけで水が出るという魔法の設備」だと、マイホームを建てる前までは思ってました。
汚れた手で水を出して手を洗ったら、今度は汚れた蛇口を洗って…
いつまで経っても手が綺麗になったように感じなくて自動水栓にすることにしたのです。
確かにハンバーグこねた手で蛇口に触れなくていいので良いんですが、普通の蛇口のように水の量を細かく設定できないので水がもったいないような気がして、ちょっと失敗だったなって思いがあります。
お手入れが面倒!ガラス張りのキッチンは見た目は良いけど実用的ではない
ガラス張りのキッチンは40,000円ほど。
キッチンの広さも取りたいけどリビングの広さも取りたくて、悩んだ結果、開放感があるように見えるガラス張りのキッチンに決定。
開放感っという面から見ると成功した設備だと思うのですが、食材の油が跳ねると目立つしこびりつく始末…。
なんだかんだ言って、毎日キッチンの壁拭いてるような気がしますし、実用的にはどうなのか引っ掛かるものがあります。
住宅は南向きが鉄板!ですが読みが甘かった抜け穴と対策
南向きに大きな窓を作った方が「冬暖かくて洗濯物もよく乾く」と思って、リビングや2階の部屋も全て南向きに大きな窓を作りました。
確かに春や冬は心地よくて居眠りをしてしまうくらいなのですが、夏はとにかく暑いのです!
ジリジリと照りつけられるので、夏はシャッターを閉めて過ごさないと暑くて大変なこともあります。
今思えば、お金かかってもよかったから、厚みがあって熱が直接家に入ってこないYKK APのプラマードUなどの二重ペアガラスにすれば良かったなと思いました。
後からでも既存の窓の内側に設置しますので、追加設備としては可能です。
しかしながら、内窓の料金もピンからキリまであり、「遮熱用・断熱用タイプ、ガラスの厚み」など、グレードの良いもので一窓(2枚)で10万位します。
安いものではないのではありませんので、じっくり検討する必要があります。
玄関が狭くてを小さい!後からではどうにもなりません
玄関は「ただの通り道」だと思って小さめに作ったのですが、それが大きな失敗の始まりでした。
確かに大人だけだったら小さくてもいいのかもしれませんが、我が家は子どもが2人います。
家に帰ってきて玄関に下の子用のベビーカーを置いたら圧迫感が凄いですし、上の子用の幼稚園カバンを置いておくと、もうごちゃごちゃした汚い玄関になってしまいます。
靴箱は十分な広さを取ったのですが、もっと他の物を閉まったりかけたりする収納をつけるべきだったなと思います。
収納の場所選び
リビングに収納を作りました。
その収納を開くと、更に扉があり、その扉を開くと主人の書斎がある作りにしました。
テレビで見て憧れたのでそうしたのですが、実際は使いにくい!
収納スペースを通るので、その分のスペースを開けとかなきゃいけなくて、荷物をあんまり置くことができないのです。
しかも、リビングに作ると来客があったときに、主人が書斎に行きにくかったり出てきにくかったりします。作るとしたらリビング以外に作るべきでした。
下見をおろそかにした土地選び
通勤が思ったよりも大変だった。
私がマイホームを建てた場所は「調整市街化区域」と言って、緑を守るために開発された地域なのです。
道や歩道も広くて治安も良くて、子育てするのには最適!と思ったのですが通勤が大変。
都心までは車で15〜20分なのですが電車だと45分かかります…。
しかも超満員。
確かに混むって話は聞いていたのですが、「百聞は一見にあらず」のように一度は通勤ラッシュの時間帯にその駅を使ってみるべきだったなって思います。
まとめ
理想の暮らしと現実の暮らしは違っていて、「必ずしも理想通りに行くのではないんだ」とマイホームを建てて痛感しました。
人生で一度しか買えないマイホーム。
何度も何度も入念に情報収集や下見を行って、理想の住宅購入へ近づけていって下さい。