神奈川県在住の主婦(S)様から、一戸建てとマンションを購入した経験からのメリットとデメリットの体験談の紹介です。
マイホームを購入するのなら、マンションか一軒家どちらが良いと思っていますか?
私はどちらも手に入れました。
その経験からマンション・一軒家、それぞれのメリットデメリットをご紹介していきます。
これから購入を控えている方のお手伝いができればいいなと思っています。
マンションのメリット
オートロックや多重ロックで、セキユリティ面が安心
オートロックは、知らない人が来ても玄関の前にいるわけではないので、簡単にお断りすることができます。
また、オートロックの場合には、まず相手が誰なのかモニター画面で慌てず確認することができますよね。
オートロックであれば、心理的圧迫もなく落ち着いて安心して暮らすことができます。
RCは構造上、耐火性や耐久性に優れている
マンションは強固で頑丈な鉄筋コンクリートが多いですが、普通のアパートであれば木造や軽量鉄骨の物が構造として用いられます。
この鉄筋コンクリートは、耐火性・耐久性に優れていて、火事が起きてもあまり燃え広がることもなく、地震が来ても比較的耐えられるような造りになっているのです。
また、鉄筋コンクリート造りは、防音性にも優れお隣さんに声が漏れにくいです。
プライベートな生活音を気にする必要もなく、周囲の隣人などに気に使わない暮らしができると言えます。
通勤に便利な駅近立地の物件が多い
マンションは同じ場所や同じ部屋数でも、一軒家に比べて安い住居費で住めることが多いです。
さらにマンションが建っている立地は、好条件なところが多いので通勤や買い物に便利な駅近に住むこともできます。
マンションを所有すれば、固定資産税も関わってきます。
固定資産税とは、土地に関わる税金のことで、マイホームを買う時や賃貸を借りる時には、この固定資産税の分もいくらか大家さんや管理会社へとお支払いしていることになります。
この固定資産税は、その土地に住んでいる人が多ければ多くなると、大人数で割ることになるため安くなるのです。
マンションのデメリット
庭がないのでガーデンライフを満喫できない
庭がなくても気にしないという方もいるかもしれませんが、庭があるだけで家にいながら四季を感じることができます。
ウッドデッキやガーデニング、ちょっとしたくつろぐスペースなどを作れば、非日常的感覚を味わうことができるはずです。
土地、建物修理をすぐにできない
もし修理してほしい部分があったとしても、数部屋の人だけの意見だけでは中々修理してもらうことができません。
マンションに入居している住人の「3分の1」や「半数以上の同意が必要」になるので、中々自分の思い通りになりません。
一戸建てのメリット
土地も建物も思い通り
一度購入してしまったら、自分の好きなようにDIYしたりリフォームしたりすることができます。
またペットを飼うこともできますので、マンションの管理組合に気兼ねせず、自分の思い通りの暮らしを手に入れることができます。
私としては簡単なDIYできるところが大きいですね。
気分によって壁紙を変えることもできますし、窓ガラスにおしゃれなシートを貼ることもできます。
敷地内に駐車場がある
敷地内に駐車場があると、夜いない間に車を傷つけられたリ、車上荒らしに合う心配がなくなります。
また、通勤・買い物で家からすぐに車に乗れるので、いちいち敷地外の駐車場へと歩く必要がないので楽チンです。
雨や天気の悪い日でも、戸建住宅であれば車から玄関まで荷物の運搬や直ぐに出発できますので便利でもあります。
でかける数分前に冷暖房をつけておいて、快適にしておくことだってできますよ。
一戸建てのデメリット
リフォーム代にまとまったお金が必要になる
ローンでマイホームを購入するときには、35年ローンの方が多いと思います。
35年後には、もう築35年になっているわけです。
となると、色々と建物自体にもガタが来てしまって、リフォームや修繕をしなきゃいけなくなります。
特に水間回りなんかは劣化しやすいので20年持てばいい方だと思います。
また、屋根や外壁の塗装、設備の修理・交換・新設なども必要ですので、いつまでも後回しにすることはできません。
将来階段の上下移動が大変になる
今はまだ軽快に上ることができますが、20年後30年後に老後の体で上り下りするとなるとちょっと大変ですよね。
足腰は弱まってきますので、階段なんかまったく上らなくなって、2階は使っていないなんてことになりかねません。
まとめ
マンションではセキュリティ面・耐震性・耐久性に優れている一方で、修理してほしいところがあっても直ぐには直してもらえません。
一軒家では土地や建物も思い通りにすることができ、敷地内に駐車場がある一方で、数百万円のリフォーム代が将来的にかかってきますし、階段の上り下りも年々大変になってきます。
それぞれに自分のライフスタイルに合致したメリットデメリットがあります。
自分の今と将来の暮らしを見つめなおして、よく考えてよりよい暮らしを手に入れてください。