北海道在住の20代会社員(I)様から、賃貸住宅で出会った「変なおじさん」の住宅トラブル体験談の紹介です。
私は現在、一人暮らしをしている20代男性です。昔は祖父の家をよく訪れていましたが、今回はそんな私が小学生の時に体験した住居トラブルについて紹介します。
近所の人気者!ご近所付き合いも良好で社交的な祖父にトラブル発生
私の祖父の家は、賃貸マンションです。そこは2階建てですが、祖父は1階に部屋を借りていました。私は小さい時から祖父に懐なついており、よく遊びに行ったり泊まったりしていました。
当時の私は小学校高学年です。そして、祖父は60代のおじいちゃんではあるものの、身体はとても健康で力がみなぎっていました。その性格はとても社交的で、同じマンションの人たちを10人ほど集めて、マンション前の屋外スペースで「焼肉の会」を開くなどしていました。
しかし、そんな祖父の家に泊まりに行ったある時に、住居トラブルが起こったのです。
祖父に嫉妬!?上階にいる変なおじさんからの嫌がらせ!
そういった集まりには参加しないものの、窓から羨ましそうに見てくるおじさんがいました。
それは、祖父の上階に住む50代くらいのおじさんです。ただ、そのおじさんは、マンション外ですれ違った時に、人の挨拶を無視するのです。私も挨拶したことがありますが、その後に何かをぶつぶつ呟くだけでした。きっと悪口でも言っていたんだと思います。
しかし、その人は隣人の子供たちを自分の部屋によく招いていました。「お菓子とかおもちゃとかあるよ」と誘っているらしく、その子供たちの親は子守替わりになってくれて助かっていたようです。
そしてある「焼肉の会」が終わった日の夜です。午後8時頃だったでしょうか。祖父の部屋の天井、つまりは上階から騒音が聞こえてきます。
「ドン!ドン!ドゴゴゴッ!ドドン!」
あまりにもうるさくて、祖父は「うるさいな~この野郎!」と言い、かなり腹立てていましたが、その騒音は30分たらずで収まりました。
しかし、次の日です。今度は昼間に同じように騒音がしてくるのです。
「ドン!ドゴドゴ!ドゴゴゴッ!ドン!」
嫌がらせの正体!変なおじさん対策と結末
あとから分かったのですが、上階のおじさんが隣人の子供たちを部屋に上がりこませて「どんどん騒いでいいよ」と言っていたそうです。
その子たちはまだ、物事の良いも悪いも分からない幼稚園児。いざとなったら「騒いでいたのは子供だから自分は悪くない」とでも言い逃れしていたのでしょうか。やっていることは、まさしく幼稚園児レベルだと思います。
騒音の2日目、祖父が一言「何をうるさくしているんだ!」とそのおじさんに一喝入れてからは、静かになりました。
余談ですが、それからすぐに、祖父のマンション裏に「ガソリンスタンド」が新しくでき、とても騒がしくなってしまったのです。おかげで多くの住居人が退去していきましたが、上階にいる変なおじさんも同じく退去していきました。
「自分にされて嫌な事は、他人にもしない」という言葉がぴったりだと思う出来事でした。変なおじさんの住宅トラブル体験談でした。
変なおじさんに限らず、物事に対して過敏な方も中にはいますので、「思わぬトラブルに発展し、住んでいる場合ではなくなる」こともありますので、相手を良く見極めあまり関わらない事が大事なものとなることでしょう。
大の大人なのですからつまらないと事をしない、嫌がらせなんかしても良い結果になるはずもありません。同じ入居者同士気持ちよく生活をするためには、言うべきところは言う事も必要ですが、お互いが寄り添った姿勢が大事だと思います。