東京都在住の40代主婦様から、外壁塗装で失敗してしまった体験談の紹介です。
会社員の夫と子供一人の3人家族で、念願のマイホームを手に入れる事が出来ました。
しかし業者さんのお勧めで施工した工事で、思いもよらない失敗を招いてしまい残念な結果となったのです。
マイホーム購入での最大の失敗は外壁塗装
我が家がマイホームで最も失敗したところは、外壁塗装に用いたリシンという材料を吹き付けたことが始まりです。
当時は幼い子供がいる中、毎週末マイホームの打ち合わせばかりで最初は楽しかった計画の打ち合わせも、最終段階の「外壁塗装を決める頃」には夫婦共にうんざりしていました。
多忙な毎日での生活の中、週末はマイホーム計画の事で頭がいっぱいです。
心にも余裕もない気持ちだったので、じっくりとインターネットや書籍、友人・知人等から「外壁のことを調べる余裕」もなく、施工会社に勧められるまま、値段も予算内に収まる事から「リシンの吹き付け」を選定してしまいました。
リシンの利点は安価でそれなりに重厚感を出せることらしいのです。
しかし後でインターネットで詳細に調べてみたら、昔よく用いられた技術で今はあまり見かけないのだとか。(汗)
そんなリシンは何かにつけて、家周りを通る度に小物や体をぶつけたりすると、ポロポロと塗膜が剥がれてしまうのです。
我が家の外壁は濃いグレー色なのですが、リシンが剥がれた跡は、下地が元々白いので全体的なグレ色と一部の剥がれた白の下地が見えとても目立ってしまいます。
マイホームが完成してから5年ほど経過しますが、木の枝や傘、自転車などが当たって擦れて、あちらこちらに下地が顔を出しみすぼらしくなってきてしまいます。
剥がれた跡が白く目立つことが事前にわかっていれば、外壁を白くしたかもしれないし、はっきり言ってむしろリシンの吹き付けなんて不要でした。
そのうえ吹き付けという外壁塗装技術のせいで、また大規模修繕時期である10年後あたりに、外壁の塗り替えをしようとすると、通常の倍の費用が掛かると言うのです。
外壁塗装のローラーと違い吹き付けは、多額の費用が掛かり無駄になる塗料が多いと言う事も聞きました。
外壁塗装について良く調べない自分も悪いのですが、塗装会社の方がリシンのメリットばかりではなく、デメリットをもう少し詳しく教えておいてくれれば、こんな残念な結果になるとは思いませんでした。
これから外壁塗装を検討する方は、何度もやるリフォームでもないので、私の様に失敗を避けるためにも、慎重に良く調べてから計画的に施工した方が良いです。