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マイホーム購入は住んでからでは手遅れ!?新築戸建て住宅3つの失敗談

更新日:

 

2014年に新築戸建て住宅を購入した、香川県在住30代主婦(I)様から、住んでみてから気付いた3つの失敗談を紹介します。

 

マイホーム購入に至った経緯は、17年ぶりの消費税引き上げを前に、何としてでも家を建てたかったからです。

 

今回は新築戸建てマイホームを購入する際、意外と見落としがちな失敗談を、我が家の経験から3つ紹介致します。

 

気に入らなかったからと言ってすぐに手直したり買い替えが出来るものでもありません。

 

こんなはずじゃなかった!を防げる唯一の方法は、やはり実際に建てた人の体験談を情報として入手しておくことだと思いますので、参考にしてみてください。

 

 

地震による倒壊は直下率で決まる

 

熊本地震より以前に建てた我が家はこの直下率の事を知りませんでした。

 

そもそも直下率が高い家とは2階の壁や柱が1階の壁や柱と垂直に繋がっていることを言うのだそうです。

 

我が家の場合1階リビングの中央に鉄骨階段を設置したのですが、2階を支える柱が邪魔になると言って2本のうち1本減らしてもらったのです。

 

もちろん柱を1本減らしても問題ないか設計士さんに確認しての行動だったのでその時は空間をより広く見える事を重視してしまったのです。

 

しかし熊本地震の際、最新の建築基準で建てられた家でも直下率の低い住宅の場合には倒壊していることがわかり柱を1本減らしてしまったことを後悔しています。

 

ただ私たちと同じ頃に建てたまだ築浅と言われる時期の友人宅を訪れた場合にも1階の柱が極端に少ない事に気づかされることが往々にしてあります。

 

最近は昔の家と違って1階リビングをリビングダイニングとして広く使う傾向があることから柱の数は必然的に減っていると言うのが現状かもしれません。

 

木造建築の場合は直下率が低ければ倒壊の危険性があるという事を今更ながら認識しています。

 

こうして比較的新しいとされる築5年未満の戸建て住宅でも地震大国日本では地震に強い家と言う概念は刻々と日々進化しているので、住宅メーカーが推奨している地震に強い工法だけを信じるのではなく多方面から情報を集めることが大切ですね。

 

因みに窓が多いお家も直下率が低いと判断されるそうです。

 

日当りや風通しを重視する余り我が家は開口部がとても多く耐震に関して情報不足だったことは否めません。

 

 

住宅展示場やモデルルームの間取りは非現実的

 

家を建てたいと思ったらまずは住宅展示場やモデルルームを見学する方が多いのではないでしょうか。

 

我が家もそうでした。

 

洗練された空間にゆとりのある間取り。

 

しかし現実の間取りはもっと狭くて余裕がないのが一般的です。

 

我が家の失敗談としては子供はやがて家から出ていくので子供部屋は必要最低限の広さで大丈夫と思い4.5畳と5畳分のスペース程しか設けませんでした。

 

しかしいざ住んでみると狭いし考えて設計したはずの収納スペースにも不十分さを感じました。

 

そして細かい話ですが、展示場はハウスメーカーのイメージでしかありません。

 

子供たちのランドセルなどの鞄置き場、主婦の手提げ鞄など細かい置き場所なども聞いてくれる設計士さんを選ぶべきだと思いました。

 

我が家では置き場所が決まっていないそれらの鞄類があちこちに早速散らかっています。

 

物が散らかってしまうお家と言うのは、物の居場所が決まっていないことが原因です。

 

きちんと居場所を設けてあげる事で散らからない家になると言うのを住んでから実感しました。

 

それなら家具やでラックなどの収納を揃えれば?という話かもしれませんが、そうするとまたスペースが狭くなってしまい、生活感が出てしまうのでできるだけ建てる前に細かいイメージを抱けるかどうかが鍵になってくるのです。

 

 

外壁の色は白を避けるべし

 

我が家は建てて4年目になりますが、光が当たらない北面の白い外壁は既に緑色になっています。

 

ブラシ等でも落ちませんし、高圧洗浄機でもなかなか落ちません。

 

市販のスプレーもあるのですが、全面白色の外壁なので高所用の脚立が無いとまんべんなくきれいにすることは不可能です。

 

日光の当たってる南の外壁は多少汚れても雨で汚れが落ちると聞いて納得して建てたのですが、当然緑色の苔も雨が洗い流してくれると思い込んでいましたが現実は違っていました。

 

まだ新しい印象のお家ですが、日陰の我が家は何十年も住んだ古い家のような印象になってしまっています。

 

最初のうちはまばゆいばかりの清潔感で白の印象はとても素敵なのですが、美しさをキープするには労力も費用も掛かります。

 

湿気の多い土地と言うのは土地の境界線に苔が生えていたり、水田や田んぼ、草むらだったりと湿気がこもりやすくなっています。

 

自分が経てる家の日当りの悪い場所が外壁に与える影響を考慮してから外壁の素材や色を賢く選定するようにすると住んでからがとても楽だと言えます。

 

 

まとめ

 

新築の時は、建てた時の満足感で満たされた日々を幸せに過ごすことが出来ます。

 

しかし、我が家のように実際住んでみて3年が経過すると、細かい失敗点が見えてきます。

 

できるだけ後で後悔しないためにも、建築する前にはどんな細かいものでも、具体的にイメージを膨らませた生活シーンを想像してみることが大切です。

 

我が家の3つの失敗談を是非参考にしてみてくださいね。

 

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