宮城県在住の30代会社員様から、マイホーム購入で後悔した3つのポイント「外構・キッチン・吹き抜け」問題の紹介です。に
家族は妻と娘4才の3人家族で、楽しい新築マイホーム生活を送っています。
マイホーム購入に至った経緯は「会社の転勤と家賃補助」
マイホーム購入のきっかけとなったのは、会社の転勤になります。
今までアパートの賃貸物件に住んでおり、周辺環境も恵まれていたことから、そこそこ満足した生活が出来ていました。
それが地元に戻る辞令が出たため、今まで貰っていた家賃補助が出ないとの事。
遠方の転勤時にはアパート代の家賃補助が出ますが、地元となると家賃補助がなくなるとの事です。
妻とも相談した結果、どうせ毎月何万円もの家賃を自腹で払うのなら、「マイホームを購入してローンを払っても同じだよね」という結論に至り購入することになりました。
マイホーム購入してから後で後悔した外構工事について
素人は外構に使用される材料は良く分かりませんが、外構の「材質はクオリティまで確認する!」事が重要です。
我が家は道路より少し高くなっている土地を購入したのですが、そういった土地の場合は周りをぐるりとコンクリートで固めたり、道路に面した入り口から玄関までのアプローチ部分を整備する、いわゆる「外構」の工事が必要になります。
私達夫婦はメーカーの担当者から提示された”デザイン画”をもとにして、「ここはもっとこうしてほしい」とか、「レンガの色はこちらがいい」などの相談を何度か重ね、すっかり良い打ち合わせができたと思っていました。
ところが、実際にマイホームが完成して引き渡された後、なんと1年も経たないうちに、お洒落なレンガたちが、ボロボロと崩れ始めたのです。
どうやら、その外構部分の工事は住宅メーカーの下請け業者が行っていたようで、安くて質の良くないレンガが使用されていたようです。
結局はメーカーが責任を認め無料で修繕してくれたのですが、打ち合わせの際にはデザインだけでなく、使われる材料のクオリティまで確認しなければならないのか・・・
とショックを受けました。
購入する側は素人ですので、なかなか材質のクオリティにまで話が及ばないと思いますが、後々後悔することがないよう、できれば事前に担当者へ確認しておくのがベストです。
キッチンの採光で大失敗!キッチンには朝の光が必要不可欠
家の間取りを検討する際、生活の中心となるメインのリビングの位置や、水周り・和室といったスペースの配置を重要視しました。
キッチンについては間取り配置の関係で、残った北西のスペースに設けることにしました。
それでもキッチンを軽視していたつもりは無く、オール電化とガス併用では、どちらがコストを安く抑えられるかとか、IHクッキングヒーターの使い勝手とか、食洗機を付ける、収納は沢山できるように棚を付けるなど、それなりに検討していました。
ところが、いざ住み始めてみると、「キッチンがどうにも暗い」のです。
元々が「北西」に配置してしまったというのもありますが、収納スペースを重視して小さめの窓しか採用しなかったということもあり、昼間でも明りをつけないと暗くて作業ができません。
今になって思えば、キッチンは朝の光が入る東側にして、窓も大きく作り込めばよかったと後悔しています。
朝日がキラキラと差し込むキッチンやダイニングで朝食を食べた方が、きっと気持ちも清々しいものとなったでしょう。
皆さんはキッチンを検討する際、ぜひ収納や機能性だけでなく、採光についても検討してみることをオススメします!
吹き抜けは要らない!?吹き抜けの掃除やメンテナンスはどうするの?
私がマイホーム購入に際してこだわった点の一つが、「吹き抜け」です。
一階にあるリビングから二階部分に至るまでを広々と「吹き抜け」として確保し、二階部分まで続く大きな窓も採用して採光性を高めたので、非常に開放的で明るいリビングができました。
また、天井からは空調を補助するためにファンも取り付け、冷暖房を使用する際には活躍してくれています。
ところが、こうした高い場所にある窓やファンは、メンテナンスが非常にしづらいのです。
正直なところ、設計段階では、メンテナンスのことまで考えていませんでした。
お掃除用のホコリ除去スティックを最大限まで伸ばして、何とか手を伸ばしても届かきません。(汗)
わざわざ脚立を持ってきて登りながら作業しないといけない始末・・・。
当然、段々と億劫になり、掃除は年に一回するかどうかという状況で、恥ずかしながら清潔さは保てていないと思います。
この部分についても、デザイン性や採光性を重視して、後々のメンテナンス(掃除)まで考えずに設計したのが反省点です。
これからマイホームを購入する人には、ぜひ住み始めてからのメンテナンスまで考慮した計画をオススメします!