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玄関でマイホームの印象は決まる!失敗しない快適な家造り

更新日:

10年前にマンション購入を検討して時、部屋のでっぱりの有無を教えて頂いたとある住宅の販売担当者さんから、いろんな間取りやマンションを見学し住めば住むほどに快適さに差が付く事につながることを教えて頂きました。

 

出来たばかりの新築物件は、どれも大差なく感じられ、どれもキレイでおしゃれ。でも・・・数年でその差が現れるという現実。目の前のキラキラした世界に惑わされない、厳しい目の持ち方。その大半は、工法や間取りに関する事でした。

 

多くの物件を見てきた販売員だからこそ、知っている情報です。

 

筆者自身、多くの販売所に行ってみましたが、ここまで教わる事は他ではありませんでした。積極的な説明が少ない所ほど、自由に見させてもらっているのではなく、自慢できる事が少ない、荒が出ないように気づかれないように隠している行動だと感じました。

 

耐震・免震・素材や工法へのこだわり、快適さ、使いやすさ・・・・。いろんな場面で自慢したい所やアピールポイントが多いほど、販売員はキラキラとした目で、こちらの生活の様子を聞き出し、さらに快適に過ごせる提案を重ねてきます。

賢い購入者になるには、キラキラした販売員のいるギャラリーに行くべし

キラキラ販売員に教わった事と、筆者の体験を組み合わせて、具体的なポイントをご紹介しようと思います。

 

「住めば住むほど差が出る・・」と書きました。「えっ?どんな?」って感じた方もいらっしゃると思います。経年劣化の事かなぁ・・・というのは想像がつくかと思いますが、どこにその変化が出てくるのか・・。そこを知っておくと、見学の時の具体的なポイントになってきます。

 

いい事をたくさん自慢したいキラキラ販売員から聞いたポイントをご紹介していきますが、筆者の購入した時期から年数が経っている事もあり、現在、新築だと、標準装備もかなり充実してきていると想像します。ですが、中古物件も含めて考えておられる方には、筆者の経験も、お役立ち情報になると思いますのでご参考までに紹介いたします。

 

10年経過した筆者のマンションの各装備たちの現状。ビフォー・アフターが、何よりもそれが真実であったかどうかを示すいい材料となると思いますので、その比較も合わせてご紹介いたします。

 

家の顔と言われる玄関

その顔の中心は扉です。扉は建具(戸・窓・障子・ふすまなどのこと)と言われ、コストがかかっている設備の1つです。

 

物件の価格を安くするのに、建具を安いものにしている場合があります。その場合、安く仕入れられる大量生産の扉を使い、施錠システムも多く出回っている物がつけられがちです。ここで、多く知られているという事は、防犯上破られやすいというデメリットがあると言えます。

 

また、外界と直接通じており、出入りでの使用頻度も高い場所ということから、傷や汚れがつき、目に見えて劣化が気になってくる部分です。

 

<当時の販売業者さんの言葉>

「こだわって作っている扉なので、年数が経ったとき、傷や錆びもなくキレイなままだと、必ず良かったと感じて頂けるはずです♪ 丈夫に作っているので、防音性も高く、外気温の影響を受けにくい事も、他の標準装備とは全然違います。

 

こんな扉を標準装備にしているマンションはなかなかありません。なので、本当に交換しないといけなくなった時は、大量生産で作っていないサイズなので、コストが高くつくという事にもなります。でも、そうなる時は余程の状態になった時でしょう。」と言っていました。

 

<10年後の我が家の状態>

何度かご紹介していますように、アウトドアが趣味の筆者。大きなリュックを背負ってこすったり、大きなキャリーカーでかなり強引な出入りを繰り返しています。

 

しかも・・・ガリガリやるワンコも居ましたし、筆者自身がガサツ・・・(笑) そして・・玄関側は、交通量の多い国道沿いなんです。黒い排気ガスがすごい。ちなみに、扉の内側は白に近いアイボリー色。

 

でも、そんな筆者宅でも、そして、同じ階のわんぱくキッズや、ワンコのいるお宅2件でも、さらには、違う階の扉を見ても、どれもとてもキレイ☆ 傷なんて全く見えないですし、もちろん錆びもほとんどありません。

 

そして、何度も地震がありましたが、歪むこともありませんでした。鍵の劣化もないし、ホントに購入時からの印象がそのまま保たれています。開け閉めの時の音も、静かで上品です♪玄関扉については、あの業者さんの言った通りでした☆

 

また、数々の賃貸物件にも、一戸建てにも住んできた筆者ですが、玄関からの外気の影響が本当に少ないんです。いや・・・むしろ「ちゃんとガードしてくれてるなぁ・・・」と感じます。だから、冷暖房していなくても、玄関に入れば、夏は涼しく、冬は暖かい。これって、すごい光熱費の節約になってるなぁ・・と感じます。

 

玄関扉

筆者の玄関扉は、このマンション用に作られた扉です。少し大きく造ってあり、シックなダークブラウンとダークグレーの色合いで、凹凸も少なく上品な造りなので、一目見て豪華で頑丈な印象になっています。実際、耐震枠付きドアと言って、地震で玄関が歪み脱出できないというのを防ぐ造りでもあります。

 

詳しい比較は難しいのですが、今でも、「やはりサイズ感と色合いが違うなぁ・・。」と感じます。訪ねてきた方が、最初に目にするのは玄関扉ですので、玄関扉の印象が、そのまま家の中の印象にもつながる大事な部分だとも感じます。

 

お金持ちの家とか、マンションって、高さが高かったり、横にすごく大きいとか、こだわりの木を使ってたりするじゃないですか(笑) コンシェルジュがいるような豪華マンションの扉なんて、洗練されたデザインでデカイ☆ それだけで格が上になる。あれですよ。そこにお金がかけられているという事は、室内装備にも期待できます。

 

住めば、他人からは勝手に、「室内もステキなんだろうなぁ・・・。」と良いように想像してもらえるという効果が期待できます(笑)。

 

ドアノブのサイズは大きいプッシュプル式で、開閉による音が発生しにくく、分厚い手袋をはめていたり、握力が無くても軽い力で開ける事が出来ます。

 

また、ドアに付いている鍵は、当時の防犯システムの中では最強と言われた施錠でした。最近でも破られにくい鍵として君臨しているようで、昨年、鍵を無くした時に、あちこちの鍵屋さんに来て頂きましたが、すぐに対応できないタイプだと言われ、対応を聞くとかなり大変な価格と手間になりました。

 

結局無くした鍵を死にもの狂いで探した方が楽ということになり、何とか見つかったので解決しました。という事は、まだまだありふれてなくて、しかも鍵屋さんでもなかなか開けられないほどの施錠システムだという事が証明されたんです。困りながらも、「いい鍵付いてるなー☆」と感心した経験があります(笑)

玄関の床も素敵で実用性抜群

そして・・・玄関内の床はタイル敷き。40㎝角の大きな光沢のある、白に近いアイボリーの天然石調タイルです。暗くなりがちな玄関も、白くて光沢のあるタイルと、扉の色も合わさり、明るく見えます。

 

大きなタイルを使う事で、目地は少なく極細なので黒くなることも凹凸も少なくキレイ。タイルは汚れても、ツルっときれいに落とせます。どんな風に簡単にツルっと落とせるかと言うと、汚れ発見☆⇒ウエットティシュで拭き取る。⇒完了☆。そんな感じです。雑巾を濡らす必要も、タワシでゴシゴシの必要もありません。

 

さらに、バリアフリーなので、段差や隅っこにゴミがたまる事もなく、掃除もしやすいというメリットがあります。部屋並みにキレイな玄関なので、掃除機も拭き掃除も室内の続きで済ませられるため、我が家には玄関用のほうきやブラシ等はありません。今までこんなにキレイな玄関に住んだ事は無く、ホントに気持ちがいいです♪

 

オートライトも便利♪ 人の気配を感知して自動消灯・点灯してくれるので、真っ暗で帰ってきてもスイッチを探す必要も無いし、両手がふさがったまま部屋に入っても、消しに戻らなくていいんです。足元灯というのもありますが、これは無くてもいいくらいで、ほとんど使ったことはありません。それぐらいオートライトで賄えていることになります。

 

シューズボックス

シューズボックスは、天井までの高さのトールサイズで大容量の収納が可能。大きな鏡扉も付いているので、靴やカバンまでを合わせたトータルコーディネイトがチェック出来ます。クリーニングの札がついてないか、ゴミやシワがついてないか、寝ぐせは大丈夫?など、出掛ける前の全身チェックにも役立つので、そそっかしい筆者は、「玄関に大きな鏡があってよかったな♪」と感じています。

 

そのシューズボックスの足元には、「ちょっとそこまで・・」のサンダルや、来客用のスリッパ立てなどを収納するのに十分な窪んだスペースがあります。

 

具体例を出しますと、登山をされる方だと、喜ばれる情報じゃないかと思いますが、かさが高く、幅も取るゴツイ登山靴。玄関ではものすごく邪魔で存在感がすごい。ウッカリつまづくと、転んで怪我してしまうような靴ですが、そんな登山靴も余裕で3足ぐらいは置ける幅と奥行きがあります。

 

まとめ

どうでしょうか・・・。まずは玄関からお話してみましたが、扉一つでも、防犯・光熱費の節約・快適さに差があり、さらに玄関周りの設備によっては、メンテナンスのしやすさや、収納力に大きな差が出てきます。最近では、玄関横の収納部屋の設置や、シューズクロークの充実などが標準装備されてきているようですね。

 

マンションなら特に、細々(こまごま)とした収納スペースの確保が難しくなります。傘1つとっても、家族分の傘に、女性の日傘に折りたたみ傘だけで、かなりの場所をとります。自転車の空気入れだったり、ベビーカーやゴルフバック。ペットのリードと餌やトイレシート。かさばるけど、家の奥に持って行きたく無い物って、結構あるんですよね。すっきりとおしゃれに、しかも使い勝手のいい家にするなら、玄関収納にはこだわる事をおススメします。

 

後付けで費用をかけるぐらいなら、標準装備や入居前の施工で装備付けされた物件で、引っ越し作業の段階ですっきりと片づけて、早く生活してみてはいかがでしょうか。

 

マイホーム購入一連の流れ「13ステップ」

ステップ1 看護師が独身30代で購入した素敵な新築分譲マンション購入体験談

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