東京都在住の30代主婦(S)様から注文住宅で建築したマイホーム購入体験談の紹介です。
夫婦と子供一人の家族3人です。
スポンサーリンク
3年ほど前に待望のマイホームを建てました。
結婚当初は賃貸生活でしたので、先々のことを考えると賃貸住宅は割高なような印象がありマイホーム購入を考えました。
第一条件は、「自分の母親が住むところの近く」で、同じ区内であること。
23区内山手線の内側ということもあり家賃が高めですが、これは譲れない条件です。
実は、初めにマンションを探していたのです。
新築物件は高価格で手が出そうにありませんでした。
また中古物件のリノベーションも考えましたが、環境を考えるとなかなか魅力的な物件に出会うことができません。
そうこうしている途中、戸建住宅も検討に入るようになりました。
Wワークで働いていたので、休日は必ず物件を見て回る日々が続いたのです。
そんななか良い環境の空き地ができたと見ていると注文住宅で売り出し始めました。
坂を登った行き止まりなので小高い丘、プライベート感もあり、そして戸建でも陽が当たりやすい環境のように感じました。
これまで物件を数え切れないほど見てきましたが、こんな風にしっくりと感じるものはそうそうありません。
決して安い買い物ではありませんが、ここに自分たちの好きなようにアレンジした住まいを建てたい!と思ったのです。
2人とも同じ気持ちだったので、すぐに購入スタートしたかったのですが、再度金銭的なこともあり見直しました。
マンションは管理費と駐車場代がかなり高くなるケースが多く、毎月この金額を払うなら戸建で駐車スペースをつければいいのでは、ということになりました。
そして、理想の場所を見つけ、資金繰りを頑張り、なんとか購入の目処を立てることができたのです。
マイホーム作り
注文住宅は、色々決めなくてはならず楽しい反面、懐具合も考えなくてはならず、物件探し以上に大忙しの毎日でした。
キッチン、お風呂などの水回りから壁紙、どれ一つとっても選択肢は多様。
ショールームに見に行ったり、サンプルを取り寄せてもらったり。
どれもいいなと思うものは高価格です。
最終的には、予算と自分たちのこだわりのある点と全体的な住まいのイメージをハウスメーカーに伝えて、委ねるようにしました。
素人にはなかなか全体的なバランスを掴むのが難しいと思いました。
私たちのイメージは、”開放感のある明るいモダンなお家”です。
大きな窓にして天井も高くして解放感があるようにました。
またお部屋は全体に白を基調とた空間を作り上げました。
スポンサーリンク
窓は縦型のブラインドを付けることでスッキリと仕上げることができたので満足です。
キッチンもショールームのようにできる限りスッキリと、壁一面に収納スペースを取りました。
冷蔵庫も食器も全て、扉を閉めると隠れるように設計してもらいました。
ゆったりとした空間を作るために照明もこだわりました。
間接照明を多く取り入れて、明るさの調整が多様にできるようにしました。
唯一、主人の希望で大画面シアターを作りました。
リビングにはプロジェクターを設置し、音響設備を組み込みました。
場所から物件、扉のとって一つ多様な選択、決断をする日々、大変だけど楽しくワクワクする日々でした。
理想の住まいを手に入れてから楽しく快適に過ごしています。
住んでみて思うところ
去年待望の子どもができました。
折角できた新居も今は可愛い我が子が怪我しないようにとジョイントマットを敷き詰めて、至るところに保護テープを貼って生活しています。
また階段の手摺りは建てる時にかなり夫婦でもめた代物。
最終的にはデザイン性を重視してつけませんでしたが、妊娠した時点で足を踏み外してはいけないということで現在は手摺りをつけています。
子どもが産まれて戸建の不便さも感じるようになりました。
3階建てなので、赤ちゃんを抱っこして上下の行き来は非常に神経と体力を消耗することを痛感しています。
ほとんどリビングのあるところで寝起きをして生活することになってしましました。
また1階のお風呂は冬は寒いので、赤ちゃんと入る時には事前に暖房をつけたりと、なかなか大変なことも。
ワンフロアーのマンションの方が、子どもができたり、老夫婦になったことを考えると良かったのかなと思うこともあります。
そうは言っても自分たちで決めて作り上げたマイホーム。
一生付き合っていきたいと思っています。