注文住宅

50代でマイホーム購入!頭金が殆ど無くても新築は買える

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私は埼玉県在住の50代の専業主婦です。

 

家族は現在、夫と長男の3人家族。今の家を建てた当時は、私が48歳、娘が23歳、長男が20歳、次男が17歳の5人家族でした。それまでは中古で購入した一軒家に長く住んでいましたが、築古にもなりましたので新築マイホームを注文住宅で購入する事となりました。

 

再建築をすれば費用も抑えられたでしょうが、段々年を取るにつれ体力面も落ち、健康面も心配で緊急入院するかもしれないので、利便性の良い駅近い物件を探した事を紹介させて頂きます。

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マイホーム購入で譲らなかった条件とは?

今までの家は、駅まで徒歩25分も掛かり遠いのです。

そして、軽いパニック障害で外出が苦手な私にとっては、この距離が自転車でもずっと苦痛だったことが、引越しを考えた理由の大きなものでした。

 

譲らなかった条件

拘った点は以下の通りです。

 

1 南道路

南側に道路に面した家でなければ、住宅が密集して日当たりが悪くなってしまう場合もあり、1階が暗い雰囲気になりかねません。2階にリビングがある物件なら別ですが、一般的ではないでしょう。

 

2 駅から徒歩15分以内

何より駅近は先述の様な身体の私にとっては絶対だったからです。夫は車で通勤していたので関係なかったのですが、子供達も学校や職場へ通うのに駅近の方が良いに違いありません。

 

3 2階に4部屋欲しい

東日本大震災を経験してから1階で寝るのが怖くなり、全員2階で寝るようにしたかった私の希望です。

 

マイホーム購入で注意した事や不動産業者とのやりとり

住宅購入で注意したことでは、

「前の家が売れるか、又残債が残った場合どうするのか」

「市役所、または出張所が近くにあること」

「数軒の医院が近くにあること」

「治安が悪くないこと」

を抑えました。

 

マイホームを建てるまでの行動としては、まずは折り込みチラシや住宅情報誌等を見て、3LDK位の家で駅近の家の相場を見ました。それから、地元の不動産会社やチラシで良い物件を見た不動産会社へ行き、実際に物件を見せてもらったのです。

 

我が家は買い替えなので、後はその当時に住んでいた古い家がいくらの値段が付き、売りに出すかの相談です。

 

不動産業者何社かで建売や土地を見た後、我が家は注文で建てた方が良いということになりました。その理由は、2階に4部屋というのは建売では無かったからです。

 

マイホームは、一般媒介で建築条件付きの土地を200万円引きで購入することができ、併せてサービスで、キッチンの食洗器、90cm幅の洗面化粧台、浴室にはテレビ付きの物をバリューアップして頂けました。

 

家を建て始めると、現場監督さんは大変良くしてくれ、各業者さんとの交渉も良くしてくれた上に値引きも上手でした。土地を買った不動産会社は建築部門があったので、その現場監督さんでしたが、例えばキッチンの換気扇を整流板式に替えてもらったのですが、2割弱だったでしょうか、値引き交渉してくれました。

 

玄関かリビングへの廊下の電気は、何故かリビング側にはあったのです。

「いちいち玄関まで戻って消すのですか?」

と聞くと、会社としてはそのような仕様らしいのですが、2階にもう1本電話線を引かないならと、その電話線代でリビング側にスイッチを付けてくれました。

 

また、我が家はガスコンロの左側に壁があるので、火災を起こさない様にハイカロリーバーナーを右側に、とくどい程言ったのですが、いざ引っ越すとハイカロリーバーナーは左側に付いていました。これも、そのまま使って下さいということで、4~5日後に交換するまで現状のコンロを使い、新しく来たコンロはそれまでの物よりグレードの高い、魚焼きグリルも時間設定が出来たり、ご飯もボタン1つで炊けるタイプになっていました。

 

土地は北西角地にある立地だったのですが、北道路にも関わらず西側の道路が東寄りに斜めに走っているので、南側に建っているお宅が殆ど我が家が買った土地にかぶらず、10時過ぎから16時位までは、日当りが確保出来たことがとても快適で助かりました。

 

新築マイホームの場所は、以前住んでいた街なので、医者やスーパー、出張所の場所も熟知していまおり、友達までいて不安感が全くなかったことはありがたかったです。

最後は夫の「ここがいい」という言葉で決まりました。

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注文住宅のマイホーム費用とは?

結局我が家は上手く売却する事が出来ず、初めに売却依頼をした不動産会社の査定価格より50万円高い金額で別の不動産会社に買い取ってもらいました。

 

しかし、前の家の住宅ローンの残債が600万円もありますので、新しい住宅ローンに追加する形となったのです。

 

新築マイホームの予算は3500万円位でしたが、そこに残債の600万円が重くのしかかります。

 

頭金は250万円

土地30坪(2000万円)・建物28.05坪(1700万円・オプション含む)

住宅ローンは地元の八十二銀行で4200万円を28年ローン

夫が50歳だったので30年ローンは組めないのが残念でした。

変動金利で今の所0.85%

月々の返済額は10万5千円程

ボーナス払いは当初25万円×2回でしたが、繰り上げ返済をしたので現在は約16万円×2回です。

 

 

マイホーム費用も3,500万と高額な事もあり、1級建築士さんと交渉した結果、「後から異議申し立てをしない」という条件で、70万円価格から引く手続きをしてくれたのは助かりました。

 

このような制度がその不動産会社にあるとは知りませんでしたが、費用が少しずつ高くなったのでオプションを幾つか「諦める」と言ったので、大分仲良くなっていた1級建築士の方が提案してくれました。

 

窓の枚数も幾つまでなら無料というのを、1枚建築士さんの方が間違えていたこともあったかもしれません。こちらからは、明らかな工事の不備については対応してくれることを確認してお願いしました。

 

住宅購入に関わる諸費用とは?

諸費用としては、保険や司法書士への支払い、それに前の家の売却に関する諸経費も含めて160万円は当初から見ていて下さいと言われました。他に家財保険にも入り、これは最低限の保障にしたので5年間で20万円ちょっとでした。

 

家を購入するだけの場合はこの2/3~半分程で済む感じdす。

大体ですが、我が家は売却に60万円、新築の方に100万円程掛かかりました。

 

売却諸費用 約50万円
内訳(登記費用40万、仲介手数料約8万円、印紙代約2万円)

購入諸費用 約90万円

内訳(印紙代約7万円、登記費用+ローン手数料約45万円、火災&家財保険(5年間)約21万円、引っ越し費用約21万)

住宅情報館が売り主だったので仲介手数料は0です。

 

また不動産取得税 「不動産取得税の』減額を受けたい旨の申告書」を税務署に提出し、翌月支払わなくて良いとの通知が届きました。

 

外構工事は別に加算されます。

ただ、我が家の周りは20軒近くが一度に建売・注文住宅が建ったのですが、どの家にも塀も門も無かったので、我が家も無理して建てませんでした。

ただ、ポストと表札、インターホンで約10万円(工事費込み)掛かりました。

 

マイホーム購入の成功点と失敗点

成功点

1 北道路にも関わらず日当り充分の土地を見つけられたこと。

2 出窓を付けられたこと。

3 建蔽率いっぱいに建てなかったので、西側に木や花を植えられる庭が持てたこと。

4 LDで12畳取れたこと。

 

失敗点

2階を全室6畳にしましたが、夫婦の寝室は2人分ですから、部屋の広さもクローゼットも広めにとらないといけませんでした。

 

1階天井に階段が出っ張るのが嫌で、階段をそうならないようにしてもらったのですが、今は天井が高いので気にならなかったと思います。替わりに階段がらせんの様にぐるっと1回転してしまいました。

 

一般媒介とは言いながら、我が家を建てた不動産会社を通すことになっていたので、他の会社の人と話しにくかった点がありました。一般媒介なら、数社と『契約をする』ことをお薦めします。

我が家が売却面で一般媒介契約をしたのは、住宅情報館です。

一般媒介である以上、そこを通さなくても良いのですが、こちらも窓口を1本にした方がいいかなと思い1社とだけ契約しました。

 

しかし、後日に直接自宅に売却のお手伝いをしたいという、地元の不動産会社が現れました。自社サイトに前の我が家の写真はもちろん、日当りを動画で示したり、スーパーや大型ホームセンター等を載せたり、近所にビラを投函してくれたりと頑張ってくれたのです。

住宅情報館の様に買ってくれるお客さんを待っている姿勢とはまるで熱意が違いました。

 

また、契約する場合、後の不動産会社の方が家の細かい点まで聞いてくれ、古い家でも例えばガス釜は交換したばかりだとか、小さなことでも聞き取ってくれました。ですから一般媒介なら、数社と契約するべきだと思います。

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マイホーム購入のアドバイス

建売にしろ、土地にしろ、あまりに早く妥協しないことです。

 

沢山の物件を見ることでそれが勉強になっていきます。どこで妥協するかも大事ですが、北道路の我が家の日当りの様な例もありますから、「ここなら」と思える物件が見つかるまで足を運びましょう。

 

今でも中古の家の価格は下がり続けています。

ですから、昔の様に、まず中古の小さ目の家を買ってそれから広い家に買い替え・・・というのは考えない方が良いでしょう。

 

初めから一生住むつもりで購入しないと、我が家の様に前の家の残債までしょい込む羽目になります。

 

 

繰り上げ返済は11年目から

現在、家を購入してから10年間は税の優遇措置があります。この間、ローンの残債が多い方が還付される税金も多くなります。お金は貯めておき、優遇措置が無くなった11年目から繰り上げ返済をした方がお得です。

 

ベランダに屋根を付けるとベランダにも固定資産税が掛かると言われました。

もし、我が家のように2階に屋根のないベランダがあり、1階に出っ張っている形なら、その下に物干し竿通しを後から付けると、屋根代わりになり税金も掛かりません。

 

まとめ

これから家を購入しようとしている方は、希望と不安でいっぱいだと思います。

契約に関する種々の手続きは、不動産会社にお任せでも大丈夫ですから(法律違反はしないので)、自分達は購入する家を自分達の足で納得出来るまで探して下さい。

 

初めにも書きましたように、現在、家は本当の意味での「一生の買い物」です。日当り、道路の幅、私道の有無、幼稚園や小学校までの距離や通学路の安全性等も含めて、総合的に納得出来る物件を探し当てましょう。

 

その為には、優先順位を家族で決めておくと良いと思います。なかなか100%の物件は難しいでしょうから、絶対に譲れない条件を5つほど挙げ、上から3つまでは絶対に、と言ったように決めておくと、迷った時の指針になります。

 

不動産会社が嫌な顔をしても、どんどん物件を探してもらったり自分達でも探しましょう。嫌な顔をする会社とは、取引を辞めてしまう手もありです。

 

自分達が購入する家ですから、納得出来る物件に出会えるように頑張って下さい。







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