バタバタの我が家のお家づくり
奈良県に住む30代の会社員(W)様から、工務店で建築した注文住宅のマイホーム体験談の紹介です。
嫁はパート、二人の子供も小学校なので、そろそろ夢のマイホームと思っていたところです。
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真剣にマイホーム購入を検討していたところ、近所で良い土地が売りに出ているのをネットで見つけ、不動産屋さんに案内してもらいました。
この立地なら転校しなくても良いし、予算に合うと思ったら、更にマイホーム欲が膨らんでどうしてもここにお家を建てたい!!と言う気持ちが芽生え始めました。
それからは、バタバタの我が家のお家づくり物語が始まりました。
銀行にはあらかじめ相談に行き、頭金1000万程で月々払いで10万円以下にしたかったので、「借入金額は3000万の35年ローン」にしました。
住宅ローンの融資を受ける銀行は、がん保険等もついてる京都銀行で、優遇金利が受けられ「0.975%の変動金利で月々8万4千円程」です。
なので、土地は70坪程度で2000万円、建物は40坪程で2000万と予算を決めました。
まとめると
マイホーム購入費用4000万(土地2000万、建物4000万)
自己資金1000万
住宅ローン3000万、35年変動金利0.975%、月々8万円台
目次
我が家の予算では大手ハウスメーカーは無理!!
まだ家を建てるハウスメーカーを決めていなかったので、売り主さんにハウスメーカーを探す期間の猶予を貰い、土地を契約し手付金を払いました。
そして先ずは、住宅展示場に行き有名なダイワハウスやセキスイハウス等を内覧したら、それはもう大人のディズニーランドのごとく豪華な良いお家でした。
しかし肝心の建物の値段を聞くと、「それ土地付きの値段!?」って言う位高くて諦めて帰りました。
ちなみにダイワハウスさんもセキスイハウスさんも35坪ほどで2500万円からみたいな感じで完成したらいったいいくらになるんだろうかと(汗)、、、、、と思うばかりでした。
安くて良い注文住宅会社を探すことに
ネットやチラシで、坪29万円とか35坪1550万円とかって売りのハウスメーカーや工務店に行きました。
モデルルームや実際に住んるお家を見学させてもらい、親切でなんでも教えてくれる担当さんと出会う事ができ、話を進めることにしました。
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建築費以外にこんなに費用や付帯工事にお金がかかるなんて
その担当さんは一切営業はしなくて、お家を建てるのに必要な資金計画を教えてくれました。
そこで聞いた建築費以外にかかる費用や付帯工事費用とは
1 建築確認申請費用、これは役所にお家を建てる許可を貰うための設計図書のようなものです。
2 日本住宅保証機構の10年保険付き保証書、これは基礎や構造部分、屋根外壁の雨漏り等の瑕疵で、高額な補修費用で建てた建築屋さんが払えなかったり倒産してしまった時に下りる保険です。
3 地盤調査費用と地盤が軟弱な場合の地盤改良費
4 屋外接続工事費用、道路に接続する上下水ガスの宅地内の接続工事
5 水道分担金、水道メーターを貰うための水道局に払う費用。
もし道路から宅地内に引き込んでいる水道管が細かったら太い口径の水道管を引かなくてはならないので道路を掘って宅地内に太い水道管を引き込む本管工事費用も必要になります。
6 外構工事費用、工務店やハウスメーカーは土地にお家を建てるだけなのでガレージや庭を造るのに外構工事をしないと庭は土のまま。
と、こんなに費用が必要だったのです。
(この1~5までの費用というのは、業者によっては、建物建築費に込み(水道分担金、水道本管工事、地盤改良工事を除く)だったりします。
とにかく大事なことは、以上の全ての費用が「契約金額に含まれているかどうか」、ということをしっかり確認してくださいね。
※水道分担金、水道本管工事は建てる土地が決まっていれば見積もり費用金額は算出できますが、地盤改良工事は土地に対して建物の配置と間取りが決まってから地盤調査をしますので後でないと見積もり費用がでません。
外構工事については平らな土地で安く収めて100万~と思って予算組をしてください。
一例ですが、60坪程の土地に建築面積20坪程度で200万~350万円位掛かるそうです。
私の自宅は200万程で出来ました。
素人ではわからない建築工事見積書
建物資金の内容をイロイロと教えて下さった後に、「この項目が見積書に入っているのかどうか見積書見てわかりますか?」と聞かれました。
背筋がゾッーとしました。
担当さん曰く、見積書の記載事項や書き方というのは規定が無く各業者によって様々です。
「契約金額に何が含まれ・何が含まれてないのかが重要」で以上の事が解らなかったら、後でこれとこれの費用が必要ですよ、なんて事も往々にしてあります。
「他の住宅屋さんで見積もりを出してもう場合」はしっかりと聞いて下さい。とアドバイスを頂きました。
でもその時には、購入者目線の営業マンに好感を持てていましたので、二人ともここで建てて貰おうとほぼ決めてました。
最後の必要な資金の落とし穴
建物資金計画をしてくださった後に「他に必要な資金がありますけどわかりますか?」と聞かれ漠然としていたら、お家を建てたら家も新しくなるしお部屋も増えるので、クーラーや電化製品、ソファーや家具も揃えないといけないでしょ、その予算もみておかないと住宅ローンと電化ローンを組むことになったら大変ですよ。
ご主人さん会社終わってからバイトに行かないといけなくなったら楽しいお家づくりじゃなくなりますよ、なんて言われてホントやなぁと子供勉強机なんかが頭に浮かびました。
そこで、大型家具店や大型電気店やホームセンターで細々した物も含めると、75万円位必要だなということが判明し、気が付いて良かったとホッとしました。
予算内で満足いく夢のマイホームが建ちました
家を建てた工務店さんは、そこそこ安いのが売りでしたが、安かろう悪かろうではなく満足いくお仕事をしてくれ満足しています。
設計の方も凄く上手で、私たちが間取りを考えると、あれもこれもとどんどん大きくなるのですが、柔軟に対応してくれます。
皆が集まるリビングを広くして、そこに簡単な仕事が出来る作業場や、子供も一緒に勉強が出来るスペースなども考えてくれました。
その代わり子供部屋は小さめだけど、しっかり収納をとってくれたりと良いプラン設計してくれ、予算内で皆が満足いくお家を建てることが出来ました。
旅行に行くよりお家に居たい位で子供も新しいお家に大喜びです。
嫁には「お家を建ててから仕事から帰るの早くなったね」と良いのか悪いのか、とにかく家族皆が幸せモードです。