兵庫県在住の会社員様(33歳)から、中古モデルハウスのマイホーム購入体験談の紹介です。
家族構成は専業主婦の妻(34)と、小学生の長女(6)長男(2)の4人家族です。
スポンサーリンク
マイホーム購入に至った経緯は2点あります。
1 転勤族で長女が生まれてから2回も引っ越しをしたり、頻繁に転勤を余儀なくされることもあるので、妻や子供が慣れない生活に負担が掛かる事。
2 家を購入するきっかけとなった一番の理由が、子供が小学校に上がってから転校をさせるのは可哀そうだという事が1番の理由です。
また、私が小学校4年の時に引越しをして、幼少期から友達と離れる事に抵抗があった事や子供たちに「ここが私の地元です」と呼べる場所を作ってあげたかったこともあるからです。
目次
私達家族のこだわった3つの条件。
(1)予算は建物と土地で3,000万円程度までであるこ。
(2)小学校が家から300m以内にあること。
(3)明るく風通しの良い家で、4LDK以上の2F建ての戸建て。
マイホーム購入に関して注意した点
立地は小学校が近くにあることが最優先
最近はテレビでも不審者や事件の報道が後を絶ちません。
勿論、近ければ必ずしも安全とはいえませんが、事件等に巻き込まれる確率は下がると考えました。
また、周辺の住宅も新しく住み移ってきた方が多い新しい街並みだったことも購入に至った理由の1つです。
予算は3000万円まで
元気に働けるのは60歳半ばくらいまでと考え、住宅ローンは変動の35年計画。
お給料の収入と支出のバランスと住宅ローンを考え、シュミレーションをすれば3000万円が一つの目やすになります。
当初は考えていなかったのですが、自家発電用の少し大きなソーラーパネルも付いていました。
またオール電化の家であった為、ローンの支払いの中から、光熱費の節約ができると考え、3,400万円と予算を越えしまいましたが、トータルコストを考えた結果購入することに決定。
ストレスが掛からない落ち着ける間取り
間取り等では、当初は中二階のある風通しの良い家を考えていました。
しかしいろいろなモデルハウス見学を行く中で、立地が良くて中二階がある家は予算オーバーになるケースが多くなります。
でも購入の条件順位は下がりましたが、2階建てという事と4LDK以上という条件はせっかくの戸建てなので最後まで条件を譲りませんでした。
家を探すための具体的な行動
昨年の夏から不動産屋さんや仲介業者さんへ、子供が入学式を迎えるまでに入居ができる条件で5~6件廻り、モデルハウスを20件程度見学しました。
半年が過ぎる頃には、本当に条件にあてはまる家が見つかるのか…。
お土産やクオカード集めをしているんじゃなかろうか…。
と思うほど、休日でも家を見に行く元気がなくなりそうでした。
不動産屋さんの比較は営業マンが重要!
不動産屋の営業マンの方は、マイカーで物件案内をする方が多く、その車はどれも高級車に属される良い車の方が多かったです。
「成績を伸ばしてやっとこの車が買えたんですよ。」と、嬉しそうに話す方もいましたが、そんな話はどうでもよく…。
何ならそれって、僕らが買う家の利益分が大きいからじゃないの?と思いました。
ですので、高級な座り心地の良い車で案内してくれるより、社用車等で案内してくれる方に逆に好印象を受けました。
しかし、高級マイカーで案内してくれた方の中にもマメに新築情報を提案してくれる方もおりましたので、一概にダメとも思いません。
家を買うという分野に対して、地元情報やローンの組み方、税金、家の資材、土地環境等詳しく勉強している営業マンは話をしていれば、よく理解できますし、そういった営業マンからマイホームは買おうと決めていました。
最終的に物件を決めた理由
昔から住み慣れた地元であり、小学校までの距離が近く「子供の足で5分」という立地が最大の理由です。
また購入物件のハウスメーカーの営業担当さんは、今まで行ったどの不動産の営業マンより私が知りたかった情報(物件・ローンの組み方等)をわかりやすく説明して下さり、購入後の手続きも「この人なら…」と思えたことも決めての理由でした。
スポンサーリンク
契約時の状況
さぁ、いよいよ契約となりました。
今までの不動産業者や購入を決めた営業マンの話を聞いて、現状で住宅ローン負担が大きく上がる要素は非常に少ないという提案を受け、私は変動型のローンを35年で組む事にしました。
初期費用等を含めて頭金は300万円でした。
大手銀行は固定金利の率は良かったのですが、変動金利は若干高めであり、三井住友銀行系列の地方銀行の関西アーバン銀行でローンを組む事にしました。
変動型ローンに3大疾病の際の特約も付けた毎月の支払いは約87,000円ですが、ソーラーパネルの売電が10年間は保証されている事もあり、何とか生活水準は保てるだろうと決めました。
まとめますと、予算3400万
土地購入費用 1,200万円
建築費用 2,200万円
諸費用約200万
頭金300万
関西アーバン銀行
35年ローン、変動金利0.675%
月々の返済87,000円
変動金利は0.675%と傷病特約保険0.05%を合わせた、住宅ローン商品で契約いたしました。
購入してから半年後の満足度
結婚してから約7年間賃貸アパートに住んでいましたが、子供たちが狭い家で遊びだすと、とても一人でゆっくりする時間が持てませんでした。
今は子供が遊ぶ場所も時間もゆっくり取れるようになりました。
読書の時間やベランダで星を見ながら、缶ビールを片手にウトウト…できる時間まで。
妻のイライラする時間も減り、笑顔の絶えない家族の時間が増えたと思います。
マイホームはかけがえのない家族との絆を強くする時間を育む場所
家を買うのは殆どの方が一生に一度きりの経験です。
ですから時間をかけてでも納得したお家を探して下さい。失敗しても「また買おう」が難しいので、本当に大変ですし、疲れると思います。
本当に妥協したくない点はそれぞれ人によって違うと思います。
星の見える屋根裏がある家や秘密基地のような地下の部屋がある家等、昔こんな家に住みたいなと思った家が誰にでもあると思います。
しかし、家探しに一番忘れてはいけないことは、家が作ってくれるのは、かけがえのない家族との時間だということ。
せっかくこだわった憧れの家を手に入れても当初の予算を越えて生活水準が下がり、ささいなことで家族がケンカをすることが増えれば、夢のマイホームが家族の心をバラバラにするかもしれません。
家探しは家族の幸せな時間を作る場所探しと考えて、じっくり探していただき「家族の絆づくりの場所」だけは妥協しないで欲しいと思います。