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住宅展示場見学3つの注意点!知識不足が招いた失敗談

更新日:

 

家を建てようと思うとなぜか最初に住宅展示場が頭に浮かびますよね。

 

我が家も4年前に家を建てようと最初に行ったのが住宅展示場でした。

 

名だたる大手メーカーのブランディング力が結集した住宅展示場で我が家が味わった体験談を紹介します。

 

その中で感じた賢い住宅展示場の見学の仕方も紹介していますので是非参考にしてみてください。

 

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夢が広がる住宅展示場で個人情報はしっかり聞かれる現実

 

「まずは住宅展示場でしょ」と言う軽い感じで知識ゼロのまま住宅展示場に行きました。

 

ちょうどイベントなどの絡みでお客さんで賑わっていました。

 

メーカーの最上位を各社勢ぞろいさせているだけあって驚いてばかりで、夢見心地だった事を覚えています。

 

そんな中だいたいの展示場では、一緒に回ってくれる営業マンが説明でついて回ってくれるのですが、見て終わるころには「うちのメーカーをもっと知ってもらう為に内覧会の案内させてもらっていいですか?」と自然な形で誘導され名前や住所を書くことに。

 

名前や住所だけではなく、さらりと年収を記載する欄があったり、チェック項目では土地から探しているとか、家だけ建てるつもりだと言うようなちょっとまだ自分たちでも迷っている段階で詳細な質問攻めに遭ったような感覚でした。

 

後にハウスメーカーからDMだけでなく、電話での営業や内覧会の案内がたくさん届いたのは言うまでもありません。

 

気分が浮かれてしまい、住宅展示場に何を見に行ったのかが結局明確にならないまま、週末になると色々なメーカーの内覧会に足を運ぶようになっていました。

 

自分たちがどんな家を建てたいのか?が全く固まっていない状況で、メーカー側が主導になってどんどん勧めてくれるけど、気持ちがついていけてない状況がしばらく続いたのです。

 

住宅展示場に行く前に夫婦でまずはイメージを固めたり、お互いの好みのズレを話し合ったり、譲れないところなど最低でも話し合っておくのは大切だなと感じました。

 

 

ハウスメーカーの巡る優先順位決めが大切

 

どこのハウスメーカーさんも、工法や他社との違いなどを熱心にお話ししてくれるので、1つのモデルルームを回ったら2時間くらい経過してしまいます。

 

展示場の入り口から順番に回っていこうとするのではなく、予めどこのハウスメーカーのモデルルームがあるのかを調べておいて、優先順位を決めてから入ると興味も違いますし、無駄な時間が省けます。

 

質問事項等を用意しておくと、帰宅してから夫婦で一歩踏み込んだ話ができますよ。

 

因みにうちの場合、初めてモデルルームに行った時は全て回るのに精いっぱいで、帰宅してからは疲れてしまい、しばらく家の話が出来ないくらいでした。

 

1度に全てを回るのではなく、1~2棟くらいのモデルルームに絞ること。

 

数回に分けて足を運ぶのがおすすめです。

 

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免震と断熱についての質問は必須事項

 

綺麗な住宅展示場に行くと、ついつい目に入るものだけで見た気になってしまいますが、これでは帰宅してから、実際何を見たのか?がわからなくなってしまうものです。

 

我が家の場合、2度目の住宅展示場見学では、「免震に関してと断熱性能の2点」にポイントを絞って見にいきました。

 

免震に関してはどこも独自の研究開発で、自信がある様子でした。

 

私が見学に行った際は、阪神大震災の揺れを想定した免震技術と言うのが、各社謳われていましたが、東日本大震災や熊本地震など、いつも同じタイプの地震が襲ってくるわけではないので、一概に答えは出ないなぁと言う印象でした。

 

断熱に関しては、建ててしまえば目に見えない所だけに、一番最初に住宅展示場を見学した際には一切触れずに帰宅してしまいました。

 

 

我が家の場合、賃貸住宅でガス、電気、水道を支払うだけでもけっこうな費用になっていたので、夫婦で話し合い「光熱費を下げるには断熱が重要だね」と言う事になり、各メーカーにどんな断熱方法なのかを聞いて回りました。

 

結果は、グラスウール素材が使われている会社がほとんどだったのです。

 

良い商品なのだろうと思っていましたが、後に断熱と言うテーマで絞っていくと、地元の工務店の方がこだわっていたり、結局建てた後のランニングコストが違うなんて言われることもありました。

 

地元工務店のこだわりについて

 

地元の工務店を回る中、「泡断熱を採用」している所を見つけました。

 

グラスウールとの違いについて聞くと、グラスウールの場合は経年劣化で泡断熱に比べて隙間が空きやすく、空気が滞留する場所ができてしまうと湿気が原因でカビが発生したり、グラスウール自体がズレ落ちてしまって本来の断熱効果を発揮していない可能性があるということでした。

 

泡断熱は、断熱材をはめ込むだけのグラスウールと違い、密閉性が維持されると言う点で少し値段は張ります。

 

しかし、実際に建てた後「夏は涼しく、冬暖かい」と言うのを体感的に実感できています。

 

もちろん真夏でも真冬でも、電気代はかなり節約できています。

 

大手のハウスメーカー各社が、「採用している断熱材だから間違いない。」と言う考えではなく、常に「もしかしたらもっと違う素材を取り扱っているところもあるのかな?」とイメージをふくらます事。

 

断熱に限らず自分たちが本当に建てたいイメージが、具体化できたことはありがたいですね。

 

私たちがこだわったのは、「免震と断熱の2点」でしたが、もしこれから家を建てようと考えているなら、住宅展示場に行く前にこれだけは聞いておきたい質問事項を2つくらいに絞っておくことが重要だ感じます。

 

また営業マンともちょっと深い話ができますし「家の事ちゃんと調べてきてるなぁ」と思ってくれる為、中途半端な説明ではいけないと思い、しっかりと話してくれますよ。

 

せっかく住宅展示場周りするなら、意味のあるものにしなければなりません。

 

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