「夢のマイホーム購入」これについては、誰しも一度は考えることだと思います。
賃貸住宅で一生終わるのか、子供たちのためにも残しておいてあげられる財産は?と考えた際には、必ず「マイホーム」という大きな目標が頭をもたげてきます。
そうした方々の多くは、「マイホーム資金」に関して、どうして貯めていくかについて悩まれる場合が多く、ちょっとしたきっかけで考えるという類の話ではないと思います。
そこで、ここでは「マイホーム資金」をどのように貯めていくか、簡単にご紹介したいと思います。
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計画性を持ったマイホーム購入計画を!
まず、目標となる物件に関する「価格帯を明確に設定」を明確にしておくべきです。
補足で、マイホームの価格帯を明確に設定することが重要なポイントでもありますが、割愛しますがそれ以前に長い人生におけるライフプランを見越してのマイホーム購入計画が必要です。
最終目標となるマイホームは、「戸建て」か「マンション」かによっても、その資産価値自体も変わるので、メリットとデメリットを十分理解し把握しておくべきことです。
また、最終ゴールの目標は、時間的経過の要素も入れておかなければなりません。
金利が、現在非常に安い状態ではありますが、2020年のオリンピックイヤーまでこの状態が続くものとは考えにくく、金利の上昇も加味して把握しておくことが重要です。
さらに、おそらく全額自己資金で、という方々は少ないと思いますので、頭金と毎月返済の自己資金に関して、可能な限りシュミレーションして計算しておくことが重要です。
多種多様なパターンが出てくるはずです。
全額フルローンなのか、頭金を数百万入れるのか、借入期間はどうするか、固定金利・変動金利の選択は?金利などから、毎月の返済額を算出しなければなりません。
あと重要な銀行選び、個人の属性で金利が全く違う事もありますので、賢明な金融機関の選択が必要です。
目標とする物件(具体的な個別物件を目標とするのは避けましょう)がどの価格帯で、どういう金融機関から、またローンを借り受ける場合、頭金と月次の支払金額を念頭に置いておくべきです。
できればメモに残すか、パソコンで管理することも重要です。
計画性と着実な履行がカギになると思います。
貯蓄にはどのような方法があるの?
さて、ローンを組む場合、自己資金である貯蓄を担保に資金を借りる場合が多く、各種都市銀行や地方銀行でも扱ってくれます。
もし、自身が将来にわたって、勤め先や居住先が変わる可能性が低ければ、地場の地方銀行や信用金庫など金融機関が幾分無理を聞いてくれますが、万が一遠方に転居になった場合などは、都市銀行が無難だと思います。
各金融機関には、住宅ローンに関する専用窓口がありますので、そこでご相談されれば大丈夫です。
住宅用に貯める貯蓄は、借りる場合のことを考えて預けるのが一般的です。
また、郵便局などの半公的機関もありますが、住宅ローンとなった場合は市中金融機関が良いと思います。
ずば抜けて住宅ローンの金利が安いところでは、ネットバンクの住宅ローンがお勧めです。
住宅ローンを検討する際は、外せないポイントです。
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まずはシミュレーションから
絶対行ってはいけないことは、株式証券などの取引でハイリスク・ハイリターンの投資は避けるべきで、これを繰り返して連戦連勝などということは考えないほうが、将来の着実な資金確保という面では否定的にならざるを得ません。
ましてやFXやデリバティブ、商品相場などは、資金の目減りを覚悟しなければなりません。
射幸性の高い商品は、こと住宅に関する場合は避けてください。
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自身のおこずかいの範囲内で行う分には良いかもしれませんが、安全安心の定期性貯金がよく、会社務めの方は、財形貯蓄という手もあります。
天引きされるので自身の手取りが目減りしたという実感を持たずに済み、継続的に実施できる方法の一つです。
よくやりがちなのが、自宅に「タンス貯金」をする方がおられますが、安全性の問題や、計画性のトレースが難しくなるので、やはりちゃんとした金融機関に預け入れるのが良いと思います。
利率がこれだけ低い時には、利息の問題ではないですが、計画性を維持する目的ではそのほうが良いでしょう。
具体的には定積貯金が一番お勧め
例えば2000万円を目標金額として20年間継続貯金するような場合、毎月の貯蓄が5万円で、ボーナス月に20万円で、目標額に達成できます。
毎月の積み立て5万円を12ヵ月で、年間60万円
60万円を20年間貯め続ければ、1200万円
ボーナス20万円を年に2回で、年間40万円
40万円を20年間積立すれば、800万円
合計2000万円の大きなお金をコツコツ貯蓄する事が可能です。
当然毎月々、ボーナス月に増額すれば、これよりも早く、また目標とする金額が早く貯蓄できます。
途中で計画を変えないことが肝要!
こうして、数々の貯蓄方法がある中、家族の緊急事態の場合以外は、途中で絶対計画を変更しないことです。
これは簡単そうに見えて難しいことです。
今、貯蓄がこれだけあるからこれに使おうとか、またすぐに貯蓄できるから、この分だけは使っちゃおう、などとは絶対に考えないことです。
緊急事態の場合として、家族の長期入院、天変地異による被害を被った場合等は、仕方がないので計画変更はあり得ますが、絶対に手を付けない貯蓄として、極端な話し「無いもの」として扱うことが肝要です。
そう思わなければ中々計画通り貯まらないものです。
したがって、そのためにも当初計画する貯蓄計画を考え抜いたものにしなければならない理由です。