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自己資金は都内の戸建売却!湾岸エリアの中古マンションに住み替え計画

更新日:

 

東京都在住の在住の60代の専業主婦(S)様から、自宅売却から中古マンションへ住み替えたのマイホーム購入体験談の紹介です。

 

家族は定年を過ぎた夫と主婦の私、独身の娘を合わせた3人家族です。

 

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娘の勤め先に近いマンションに移り住む!?

 

我が家は高級住宅地と呼ばれる都内の一軒家に、40数年に渡り長く住んでいました。

 

娘は湾岸の一流企業に20年近く勤めており、通勤距離がさほどないのですが時間が掛かるようです。

 

最近の湾岸エリア地域の発展で、地下鉄は大混雑しており通勤には、すっかり疲れてしまったようです。

 

仕事から帰ってくれば、責任ある仕事のストレスや帰宅までの帰路でぐったりする事もあり、

 

「会社に歩いて通勤できるマンションに住み替えたい」と言い出しました。

 

祖父母世代は、早くに亡くなっていますから、私たち夫婦も何時までも元気でいられる保証はどこにもありません。

 

そこでまだ体が動ける元気なうちに、「両親が健在な内に住み替えを実行したほうが良い」ということで話がまとまりました。

 

自宅は相続問題もあったことから、とても早い段階で一人娘に相続手続きなどを済ませていました。

 

自宅の名義は娘に変更していますので、家と土地を売却してマンションに住み替える決定権は子供にあります。

 

また娘にほぼ養ってもらっている事や経済力もありますので、鶴の一声で決まるような状況でもあります。

 

一応パート仕事をしている私達は、お金も実力も娘には及びませんから、従うより道はありません。

 

『私について来い』の娘に従って、マンション探しが始まります。

 

 

安い中古マンション探しに専念

 

湾岸は新しい街作りで賑わう一方、老人たちが住むには敬遠したい場所です。

 

しかも新築マンションは、普通のサラリーマンが購入出来るような金額でもなく、一軒家と土地を売却しても購入が難しい金額です。

 

売却活動と並行し、二人三脚で『マンション探し』は進行。

 

手ごろなマンションをネットで探しては、それこそ毎週の土日には家族会議に終始しました。

 

そして段々固まっていったのが、以下の3点になります。

1 3LDKの広さ

 

2 駅から徒歩10分以内

 

3 会社に通勤可能な場所(流石に徒歩では難しい)

 

『3LDK』の希望は、一軒家ではそれぞれが広い個室を使用していましたから、「少し狭くても個室が欲しい」という理由です。

 

できれば駅から1分という便利な所に住んでいたので、なるべく駅に近い所が望ましかったのですが、湾岸地域では難しい状況です。

 

ただ湾岸地区はバスが縦横に走っていて、駅近はバス停の近くで納得することにしました。

 

もちろん、会社に近いのもバス路線で解決することにします。

 

譲れないポイントは、「部屋の広さと眺めの良さ!」

 

バスの路線で納得ができて、いろいろと探した結果、運河が見えるマンションが良いとの事で決定しました。

 

見つけた中古マンションの価格は、リフォーム込みで約4000万円

 

自己資金は、一軒家と土地30坪を売却して約6000万円

 

高速道路の近くにあるマンションなどは、検討外であり論外です。

 

駅近に40年以上も住んでいたのですから、車も所有する必要もなく誰も運転をするようなこともありません。

 

高齢化での免許返上の必要はありませんし、マイカーの利便性は考えずに済みます。

 

年老いた身には、日々暮らす部屋からの眺めは、とても大切になると思いました。

 

そして、もちろん部屋の向きは、「日の当たらない北向き」と「夏の強い日差しが入る西向き」は避けました。

 

狭くても一人一部屋にはこだわったので、『3LDK』は死守しなければなりません。

 

東南向きのマンションで築10年くらい、更にこだわったのは古過ぎないこと。

 

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仮住まいで初めてのマンション生活体験

 

結局古い自宅は、更地にして売却ということになったので、希望とは違って仮住まいを与儀なくされます。

 

しかし、なんでも「良いように考える」我が家の方針で、「仮住まいでマンションに慣れておこう」と決めてからは、落ち着いて生活できましたね。

 

『3LDK』の3ヶ月間の仮住まいを、結構楽しんで過ごせました。

 

前向きに考えて行動することで、なんでも解決に向かえるものです。

 

もちろんその間は、中古マンションの購入と、リフォームを進行させていましたから、本当にマンション住まいに慣れるための期間でした。

 

「マンション生活は暖かい」「隣近所の音がしない」「深いお付き合いはしなくも良い」という体験は、新居マンションでも同じでしたから、とても良かったと思います。

 

 

湾岸エリアのマンション生活で不便な点ナンバーワンは買い物!

 

駅近の買い物便利な生活から、何処に行くにもバスという生活に変わって、主婦である私が一番大変な目にあっています。

 

ただ、大型スーパーが何件もあるので、バスさえ使いこなせれば好きなスーパーに行けるのですから、楽しんで買い物をすることもできます。

 

リフォームされた我がマンションは、最新式のキッチンは広々としたリビングとカウンターで繋がれ、もちろんバストイレは好みの色合いに仕上げてあります。

 

バリアフリーにしましたから、これからの老いて行く生活にも安心感があります。

 

買い物に行けなくなったら、全て宅配で済ませられるのですから大丈夫でしょう。

 

運河沿いのマンションからは、向かいの公園の桜や新緑が眺められますし、隣近所の騒音は皆無ですから快適です。

 

 

会社通いが楽しくなったかな

 

マンションではバス通勤の娘。

 

ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車の苦労はなくなりましたが、バスは遅れるのが難点。

 

それでも楽しそうに出掛けて行きますし、主人は天気がよければ散歩に行きます。

 

私はいろいろとバスを工夫して、あっちこっちのスーパーに出かけています。

 

新聞の折込が凄い数ですから、安い店探しも楽しいですね。

 

家族のひとりひとりが楽しんで生活できることが一番、満足できる方法で「住み替え」の実行をしてみましょう。

 

 

売れたら買うは絶対守る

 

住み替えのマンションの元の持ち主は、家族4人では狭くなったと近くの新築マンションを購入し、売れるまでは「ダブルローン状態」で売り急いでいました。

 

我が家は不動産屋の担当さんが「絶対に急いではいけない」と言う慎重な人でしたから、売却金が入ってからマンション購入に動いたので、物凄く忙しなくはなりましたが、結局万事無事に終了しました。

 

税金やら、2回の引越しやら、リフォームやら、何かと嵩む費用が全くのとんとんに納まったのは、担当さんの助言のおかげです。

 

「信頼して待つことも大切」と考えて、2年間お付き合いしてもらいましたが、相性もよかったのでしょう。

 

様々な助言と紹介に、感謝しています。

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