埼玉県在中の40代前半の事務系の仕事を就いているサラリーマン(S)様から、マンションを売却しポラスグループのポウハウスで注文住宅を購入した体験談の紹介です。
家族構成は妻と小学生の長男、幼稚園の長女の4人家族です。5年ほど前、ポラスグループのポウハウスで注文住宅を購入しました。購入することになったきっかけは、長女が産まれ、それまで住んでいたマンションが手狭になったことです。
マンションは分譲で購入し、ローンの残債があったので売却してローンを完済することが条件でしたが、運よく希望価格で売却することができ、無事注文住宅を購入することできましたのでお伝えします。
目次
マンションは狭くて不便だった!注文住宅のこだわりは開放感が最優先
注文住宅を購入することに決めてこだわったのは、なんと言っても広々した開放感です。購入することに決めた動機自体がそれまで住んでいたマンションが手狭になったことだったので、これは絶対に譲れない条件でした。
具体的には、まだ子供が小さいので、リビングキッチンにして、すぐに走り回る子供が見えるようにすること、そしてマンションでは収納スペースが少なく、一室をつぶして物置にしていたので、十分な収納スペースを確保することにこだわりました。
次にこだわりがあったのは、床は木の素材にしたい等、和のテイストを取り入れることです。それまで住んでいたマンションは気に入っていたのですが、フローリングの部屋のみで少々無機質な感じがしていました。
したがって、床は温か味のある木の素材にして、和室を設けるなど、モダンな中に和のテイストを取り入れ、温か味のある家にしたいと思っていました。
注文住宅メーカーで迷走!?どこが良いのか迷うばかり
注文住宅を購入することに決めた後、大きな問題となったのは、どこの住宅メーカーで注文住宅を建てるかを決めることでした。
そこで、まず行ったのは、近くの展示場に行き、展示場の物件を見学することです。はじめは、有名な住宅メーカーを中心に展示上の物件を見ていましたが、なかなか良いなと思う一方、ここに決めるという住宅メーカーに出会えませんでした。
それは、注文で住宅を建てるものの、家の大きな枠組みは各住宅メーカーとも決まっていて、設計に自由度があまりないことでした。いくつかの住宅メーカーには、私たちのイメージを伝え、設計図も作成してもらいましたが、やはり心底しっくり来るものが無い状況でした。
ポラスグループのポラハウスに出会う!
そんな中、偶然出会ったのは、ポラスグループのポウハウスでした。展示場の隅にあり、かつ知名度があまりなかったので、物件自体も見ていませんでしたが、他の住宅メーカーと一目で違う設計にまず関心を持ちました。
そこで、私たちのイメージを伝え設計をしてもらったところ、私たちの想像を超える設計図を作成してくれました。
具体的には1階はリビングキッチンに、仕切りのない和室のみ、玄関は土間収納にし、入り口から広々としています。また、天井は梁をだして、洋風の中にも和のテイストを取り入れ、暖か味のある感じです。
天井は最も低いところで2メートル、最も高いところで、2.5メートルと開放感も抜群で、お風呂、洗濯場の水回りは、2階に設計されており、最大限私たちの要望を取り入れてくれています。更には、2.5階にちょっとした私の書斎を設計し、荷物置場のロフトまで考えてくれ、正直なところ文句なしの設計です。
ただし、価格は正直なところ、他の住宅メーカーよりも高く、それほど予算にゆとりがない私たちは迷いましたが、他の住宅メーカーの営業マンが予算ありきで設計し契約を急かす中、価格は少々高いものの、私たちの暮らしをイメージして設計し、安易な値引きで契約を急かすことのない営業マンの姿勢に実直さを感じ、最終的にはポウハウスさんに依頼することに決めました。
マイホーム購入費用の契約状況
なお、具体的な契約概要は以下になります。
土地はちょうど両親が引っ越したこともあり、その土地(35坪)を使用させてもらうことになっていたので、予算は住宅だけで2700万円で考えていました。
当初は予算内に絶対に収めようと思っていましたが、実際に設計がはじまると細かい積み重ねで費用がかさみ、最終的には2900万円ぐらいがかかることになりました。なお、頭金は最低額の100万円で、ローンは長期優良住宅のフラット35sで、金利1.5%、35年間のローンを組み、月々7万円強の返済をしています。
現在も空前の低金利が続いていますので、変動金利にするか、固定金利にするか少々悩みましたが、やはり高い買い物であり長期におよぶローンのため、保険の意味合いも込めて全期間固定のローンに決めて、安心を優先させ現在も後悔はしていません。ただし、35年後は確実に働いていませんので、出来るだけ繰り上げで返済する予定です。
まとめ
肝心の出来上がっての感想ですが、文句なしです。設計でイメージした通りの出来上がりで、今現在も家族4人で、子供が家の中で走り回る姿を見ながら、幸せに暮らしています。
ただし、あえて難点をさがすと、リビング階段でしたので、エアコンの効きは正直悪かったです。そこで、リビング階段に後追いですが、ロールスクリーンを付けたところ、エアコンの効き方も問題なかったので、設計当初から組み入れれば良かったと思います。
月並みですが、住宅はやはり一生で一番大きな買い物です。そして、長く付き合っていくものになります。予算を考えて設計することも大切ですが、多少予算を超える費用が掛かっても、やはり妥協しないこと、自分たちが購入した住宅で将来生活しているイメージを大切にして購入することが、何よりも大切だと思います。