私は3年前に新築戸建てを購入した30代の主婦です。
住む前と住んだ後はやっぱり色々と見えてくるものがあります。
家を建てた事は後悔していませんが、これから家を建てる方には是非知っておいてほしい誰も教えてくれない内情を3つの注意点に絞って紹介していきたいと思います。
自分は気にならないと思う事でも、一生そこで暮らし続ける事を加味して想像力を膨らませて考えてみてください。
3年間新築のお家に住んでみた体験談が、ぎっしり詰まっているので中身濃いめです。
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目次
「予想外な出来事」と細かい家事に追われる日々
賃貸に住んでいた時には想像もつかなかった事で、建築途中にも予想していなかった細かい事が色々出てくるものです。
これはうちの予想外な体験談ですが、ある日突然窓に何かが「ドンっ」と当たる音がします。
それも何回も何回も。
慌ててカーテンを開けると、鳥が窓に映った自分の姿を敵と思い込み突進していたのです。
窓が新しい事も手伝って、鏡面反射のようになり家中の窓に鳥がドンドン音を立てて突進する日が何か月も続きました。
鳥にとってもそうとうなストレスのようで、何度も窓にアタックするので窓周辺は脱糞され続けベランダには布団も干せないし、糞の匂いが強烈で仕事から帰ると毎日のように掃除する日々が続きました。
せっかくの外壁も糞害で汚れてしまう始末。
結局日本野鳥の会に連絡して、対処法をおしえてもらいました。
ちなみに対処法は日本野鳥の会で売っている鷹など大型の鳥のステッカーを張ることで解決しましたが、こんな事になるのは予想外でした。
鳥の被害と言うのは案外多く、雨どいに巣を造られたとか、太陽光発電パネルの内側に巣を作られたとか、これも我が家は全て経験しました。
高い所なのでその度にハウスメーカーにメンテナンス部門の方を呼び、メンテナンス費用で1万円が飛んでいきました。
庭のお手入れは面倒
そして庭がある家では、雑草がちょっと放置しておくとすぐに伸びます。
特に春から梅雨時にかけては芽吹く時期なので、雨が降るごとに数センチ単位で雑草たちは伸び続けます。
気付いた時に抜いておかないと、我が家が一瞬にして草むらになってしまいます。
我が家は雨が降った翌日は、力を入れずに抜けるので草抜きデ―にしています。
湿気とカビ問題
それから窓の種類によって通気性があまりよくなかったり意外とカビが発生しやすかったりします。
これは建ててみないと何とも言えないのですが、湿気がこもりやすい家の作りの場合、外開きの窓が風が入ってきやすく、部屋の中で風を感じられます。
半開き、全開きと2段階調節できるのも嬉しいですね。
窓1つとってもそれぞれ特徴があるので、換気を徹底したい浴室や湿気がこもりやすい部屋などは窓の種類もきちんと説明してくれる会社は信頼できますよ。
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全ての感覚を用いて想像力を働かせる
住む前にこれは、必ずチェックしておきたいポイントがあります。
家を建てるとなるとスケジュールに追われて確認できないまま入居し、後悔しないように時間を見つけては現地に出向き確認しておきましょう。
通勤時間帯の混雑具合
家からゴミステーションまでの距離
住宅周辺の悪臭
近所の清潔感
駐車のしやすさ
ご近所の家族構成
幹線道路沿いの場合は寝静まる時間帯の騒音問題
夜間自宅周辺の街灯の有無
公共交通機関の有無と運行スケジュール
我が家の場合、向かいのお家が毎週のように庭で夜中までバーベキューを毎週のように開催するお家でした。
大勢の友達を招いたり、車でやってくるので最初はびっくりしましたが、最近ではちょっと落ち着いてきたのでそっと見守るようにしています。
これだけ気を付けていても、建てた後に気づく事や建てた後に発生する問題も色々とあると思うので、建てる前に防げることに対してはきちんと対策をしておきたいものです。
自治会など地域活動が盛んかどうかのチェック
我が家が実はこれが一番驚きました。
自治会に入らないとゴミが捨てられないと言う地域だったのですが、もちろんそれはわかったうえで家を建てたのです。
しかし自治会の入会費用だけで10万円かかるとは想像もしていませんでした。
月々の会費はそれほど高くはないですが、ここに住み続ける以上は一生支払うのかと思うと痛い出費に感じます。
自治会費や入会金は各自治会によってまちまちのようですが、お祭りなどの行事を大切にしている所はお祭りの時期に別途費用が必要になることもあります。
1世帯1,000円程の負担ですが、それが高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思います。
ただ自治会に入った事が全てマイナスな事ではありません。
最初は「あの人誰?」と言う感じを受けていましたが、色々な地域活動を共にしていると声かけをしてくれるようになったり、顔を覚えて挨拶してくれるようになったりと暖かく受け入れているので安心して住むことが出ています。
お互いどんな人がどんな家に住んでいるのかと言う事を何となく知っている安心感と言うのは大きいものですね。
今回の3つの注意点は、住んでみた人でなければわからなかったと言う点を重点にまとめてみました。
全てが全ての人に当てはまるわけではありませんが、こういったマイナートラブルはあるものとして認識しておくと、気持ちの面で住みやすく感じるのではないかなと思います。