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定年間近シニア世代50代のマンション購入計画!都内で4000万の住宅を選んだ理由

更新日:

 

東京都内在住の50代主婦(I)様から、定年前に新築マンションを購入した体験談の紹介です。

 

家族は、サラリーマンの夫と社会人の子供2人の4人家族です。

 

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マイホーム購入については、夫が転勤族であるため定住が叶わず、自宅を購入することが難しい状態でした。

 

夫の定年退職をした後で、夫婦の故郷である北海道に戻り、自宅を購入する予定でした。

 

また、子供達は二人共に社会人ですので、私達夫婦が故郷に戻れば、彼らは東京で暮らすことになります。

 

当初家族4人での新居の暮らしは考えていませんでしたが、結果的には故郷に戻る事もなく今も都内に住んでいます。

 

 

私達家族が都内にマンションを購入し生活を続けたのには理由

 

最大の理由は、長男がアルバイトの身だったからです。

 

東京に留まってマンションを購入し、生活のバックアップをする必要がありました。

 

成人しているとはいえ、親としては、彼の将来の生活を不安に思って心配で仕方ありません。

 

 

またマンション購入計画が早くなった理由として、消費税の増税があります。

 

次の年から消費税が5%から8%に上がりますので、増税前の駆け込み購入をしました。

 

 

60歳で定年退職をすれば、家賃補助もなくなります。

 

夫が会社を定年となった時に、会社からの家賃補助はなくなります。

 

賃貸物件の負担が倍になってしまい、賃貸に支払うのであれば、自宅を購入する決断の後押しにもなりました。

 

 

都内での生活は食品を始めあらゆるサービスも高くなかなか貯蓄も難しい状態

 

経済的にも、決して余裕がある生活を送れる訳ではありません。

 

しかし東京に長年住んでみて、買い物をするにも便利で住環境も整っています。

 

生活をする上で不便もありません。

 

思いのほか住みやすいので、このまま永住する事を考えました。

 

それからというものは週末は家族で、近所の不動産屋さんに足を運び、戸建やマンションの物件を紹介してもらうことになったのです。

 

 

私達夫婦が譲れなかった最大の条件は2つ

 

1 予算は3500万円以内

 

2 新居の地域は、当時住んでいた場所の近場であることが必須条件。

 

 

行ったこともない場所で、新しく生活を始めることにどうしても抵抗があります。

 

情報収集は、インターネット、新聞広告、お店などに置いてある住宅情報誌からピックアップしました。

 

ネットのおかげで、情報収集に困ることもありません。

 

 

ところが実際に数々の物件を見学して回ると、これなら納得というものには、なかなか出会えないのです。

 

最寄駅に近ければ、その分価格も高かったり、高い上に間取りが狭い事や生活導線もいまいちな感じも多々ありました。

 

近隣の環境が気に入らなかったり、満足のいく物件に出会う事は容易ではありません。

 

一長一短あり、優れている面もありますが、どれか妥協しなければいけない点もありました。

 

私たちの好む完璧な物件はそうそうありません。

 

 

物件を見るのに疲れたのと、夫が3,500万以上の物件は買わないと宣言したので、実のところ一度家の購入をあきら掛けていました。

 

ただ、将来を見越して子供たちが独立した後で、夫が先に亡くなった場合、戸建ではなく防犯面に優れたマンションんの方が良いということだけは決意していました。

 

とはいっても私は、完全にあきらめたという訳ではなく、新しい物件情報は、常日頃チェックしていました。

 

直ぐには見つかりませんでしたが、諦めないで地道に探し続けた結果、購入したマンション物件を見つけたのです。

 

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マンションの概要

 

新築3LDK、70.4㎡

 

リビング以外の間取りが6.5畳、6畳、5.5畳と広め

 

バルコニーも12㎡と広めでスロップシンク付き 部屋の内装が選択式

 

リビングに床暖房あり 対面キッチンは、食器洗乾燥機が標準装備 ケーブルテレビ契約

 

部屋ごとにインターネットケーブル有

 

 

購入条件などは、

物件4,000万円

 

頭金2,000万円

 

三菱東京UFJ銀行

 

20年ローン、変動金利0.775%、月々8万円返済

 

 

難点は、マンションなのに最寄駅から徒歩15分と少し遠いところ。

 

雨ならバスも使うことができ、バス亭まで徒歩5分圏内。

 

緑あふれる公園が近くにあり、散歩や軽い運動ができる。

 

見た目と気持ち的に嫌われる鉄塔もありません。

 

近場にスーパーがあり、徒歩3分で行けること。

 

我が家には関係ありませんが、学校もほど近い場所にあるので、ファミリー層向けに好まれるマンションです。

 

夫を誘ってモデルルームへ行ってみました

 

 

なんと驚くことに、見学をしたその日のうちにあっさりと夫が契約を決めたのです。

 

担当者の話を聞いて気に入ったからというのですが、私はただびっくりしました。

 

金額は、4000万円で500万円オーバーです。

 

宣言していた、予算3500万円以内と違うのですから・・・

 

よく家の購入は、タイミングが合ったからと話には聞くのですが、あらためて考えると、こういうことなのかなと思いました。

 

 

マイホーム購入で重要な事

 

マイホーム購入をするためには、とにかく様々なタイプの物件を見て回ることにつきます。

 

見て回れば、知識を得て雰囲気を感じ取り、良し悪しを判断出来るようになります。

 

住宅購入で後悔しないためには、「見学をして知識をつける」着実に進む一歩はここからです。

 

 

不動産業者へ行けば営業担当者が付きますので、マイホーム購入に関する基礎知識やローンの説明やアドバイス、色々学ぶ事ができます。

 

2件3件と不動産業者を回れば、その後も営業の電話などが来ますし精神的に疲れますが、マイホーム購入をするため前へ進まなければなりません。

 

 

購入後に気づかなかった誤算

 

マンションの購入に際して、理解しているようで理解していなかったことがありました。

 

大規模改修工事の費用ことです。

 

マンションの補修や大規模修繕工事は、自分達の都合だけでは決められません。

 

また修繕積立金の長期計画を確認してみると、数年後に積立金がかなり上がる事が既に決まっていました。

 

私達のマンションでは、理事会で積立金の計算を見直しから、入居3年目に値上げに踏み切る事が決定し負担増になりました。

 

マンションを購入する前に、修繕積立金が全体でいくら貯まっているのか、今後の負担金はどうなのか、確認する必要がありました。

 

毎年かかる固定資産税もありますし、資金計画には慎重さが必要と思います。

 

 

まとめ

 

今現在、住んで3年が経過していますが、いまのところ選んだマンションには満足しています。

 

周辺は、景観地区のため高い建物がなく、7階で思いのほか眺望が良かったことはうれしい誤算でした。

 

また、日常の買い物するスーパーが近いのも、本当にありがたいです。

 

失敗といえば、リビングの間取りがほぼ正方形のため家具の配置が難しかったこと位です。

 

「便利さを選ぶ」か、「環境を選ぶ」か、で私達は後者にしました。

 

選ぶ基準は人それぞれと思いますので、まずは「優先順位を決めることが大切」だと思います。

 

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